ジョジョの奇妙な冒険の「ぬけさく」を徹底解説!正体や能力、名シーンを総まとめ

この記事ではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。アマゾンアソシエイトプログラムに参加しています。

『ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース』の物語もいよいよ大詰め。承太郎一行が宿敵DIOの館に乗り込み、恐怖と緊張感が最高潮に達するあのタイミングで、突如として現れた「愛すべきマヌケ」を覚えていますか?

そう、彼こそが今回の主役、ぬけさくです。

あまりにも強烈なインパクトを残しながら、あっという間に退場していった彼。しかし、その存在にはDIOのスタンド能力の謎を解く重要な鍵が隠されていたり、読者の腹筋を崩壊させる名シーンがあったりと、語るべきポイントが山ほどあります。

今回は、ジョジョファンなら避けては通れない迷キャラクター「ぬけさく」の正体や能力、そして伝説となった末路までを徹底的に掘り下げていきましょう!


そもそも「ぬけさく」とは何者?DIOの館に潜む最後の刺客

承太郎たちがDIOの館の階段を駆け上がっているとき、突如として目の前に現れた「美女」。一行を誘惑するかのように現れた彼女の正体こそが、吸血鬼の刺客であるぬけさくでした。

圧倒的な「小物感」を放つ吸血鬼

ジョジョの世界において、吸血鬼といえば第1部のディオ・ブランドーや、第2部の柱の男たちによって生み出された恐ろしい怪物というイメージがあります。しかし、ぬけさくに関しては、その恐ろしさは微塵も感じられません。

本名は不明。「ぬけさく」という名前は、彼があまりにも間抜けな失敗を繰り返したため、承太郎によってその場で名付けられた(というか蔑称として呼ばれた)ものです。DIOの配下として館を守る最後の番人という、本来なら強敵であるはずのポジションにいながら、その実態は究極の「小物」でした。

なぜ吸血鬼になったのか?

彼がどのようにしてDIOと出会い、吸血鬼としての力を与えられたのか、その経緯は作中で語られていません。しかし、DIOは「恐怖」や「カリスマ」で多くのスタンド使いや吸血鬼を従えていました。ぬけさくも、おそらくはその圧倒的な力にひれ伏し、永遠の命や力を求めて軍門に下った一人なのでしょう。

ただ、後述する彼の特殊すぎる身体能力を考えると、DIOも「こいつ、何かに使えるかもしれないな……(主に実験台として)」と、半分面白がって配下に入れていた可能性も否定できません。


ぬけさくの特殊能力?「後頭部の女の顔」と変装の仕組み

ぬけさくを語る上で欠かせないのが、あの生理的な嫌悪感と笑いを同時に誘う「特殊体質」です。彼はスタンド使いではなく、あくまで吸血鬼としての肉体改造、あるいは特異な身体能力によって戦う(?)キャラクターでした。

衝撃のビジュアル!背中にもう一つの顔

彼の最大の武器は、後頭部にもう一つの顔——それも「絶世の美女の顔」を持っていることです。

仕組みはシンプルですが、極めて異様です。彼は服を前後ろ反対に着ることで、背中側を正面に見せかけます。髪の毛を器用に動かして本来の男の顔(間抜けな顔)を隠し、後頭部の女の顔を出すことで、ターゲットに「か弱い女性が逃げ惑っている」と誤認させるのです。

この変装によって、承太郎たちを油断させて近づき、隙を見て仕留める……というのが彼の作戦でした。

承太郎に秒で見破られた「間抜けなミス」

しかし、そこは「ぬけさく」の名を冠する男。彼の作戦はあまりにも杜撰でした。

女の姿で一行を誘い込み、不意打ちを狙おうとしたものの、承太郎には即座に違和感を見抜かれます。なぜなら、見た目は美女でも、その指先は「節くれだったゴツい男の指」のままだったからです。さらに、服の着こなしもどこか不自然。

承太郎から「指が男だぜ」と冷たく指摘された瞬間の、あの動揺っぷりは必見です。結局、自慢の変装を解く間もなく、スタープラチナの圧倒的なパワーの前にひれ伏すことになります。


「中にいたのは俺だったあーっ」伝説の迷シーンとDIOの恐怖

ぬけさくの真骨頂は、承太郎たちにボコボコにされた後にあります。命乞いをした彼は、恐怖のあまり一行をDIOの寝室へと案内する役目を引き受けることになります。

DIOのスタンド能力の「実験台」

案内役となったぬけさくは、一行に「扉を開けろ」と命じられます。彼は恐怖でガタガタ震えながらも、DIOのいるはずの部屋の扉を開けました。

読者も承太郎たちも、ついにDIOとの決戦か……と息を呑んだ次の瞬間。この作品屈指の「超常現象」が起こります。

扉を開けて中に入ったはずのぬけさくが、なぜか「扉の外に立っていた承太郎たちの背後」に瞬間移動していたのです。本人は何が起きたのか全く理解できておらず、「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!」と言わんばかりの混乱状態。

さらに、DIOが眠る棺桶を無理やり開けさせられた際には、もっと恐ろしいことが起こります。

衝撃の最期と「ザ・ワールド」の片鱗

承太郎たちの監視のもと、ぬけさくが棺桶の蓋を開けると、中に入っていたのはDIOではなく、なんと「バラバラ死体となったぬけさく本人」でした。

この時、ぬけさくが放った叫び**「中にいたのは俺だったあーーーっ!!」**は、ジョジョファンの間で語り草となっている名セリフです。

これはDIOのスタンド「世界(ザ・ワールド)」の「時を止める能力」によって引き起こされた現象でした。DIOは止まった時の中で、ぬけさくを瞬時にバラバラにし、棺桶の中に詰め込んだのです。ぬけさくは、DIOの圧倒的な力を読者に知らしめるための、文字通りの「噛ませ犬」としてその命を終えました。


ぬけさくの名前の由来と元ネタを考察

ジョジョの登場キャラクターの多くは、有名なミュージシャンやバンド名が由来となっていますが、ぬけさくに関しては少し毛色が違います。

ギャグ漫画『ついでにとんちんかん』が元ネタ?

ファンの間で有力な説として語られているのが、当時週刊少年ジャンプで連載されていたギャグ漫画『ついでにとんちんかん』の主人公、間抜作(はざま ぬけさく)です。

荒木飛呂彦先生は、シリアスな展開の中に時折こうした当時のジャンプネタやパロディを織り交ぜることがあります。ぬけさくのあの極端にマヌケな顔立ちや、シリアスな状況を台無しにするキャラクター性は、まさにギャグ漫画から飛び出してきたかのようでした。

「吸血鬼」というホラー要素と、「ぬけさく」というギャグ要素の融合。このアンバランスさこそが、第3部終盤の緊張感をより一層引き立てるスパイスになっていたのは間違いありません。


ゲームやアニメで愛される「ぬけさく」の存在感

原作漫画での出番は決して多くありませんが、ぬけさくはアニメやゲームといったメディアミックス展開においても、その存在感を放ち続けています。

アニメ版での熱演

TVアニメ版では、声優の奈良徹氏がぬけさくを演じました。美女の顔の時のしなやかな声と、正体がバレた後の情けない声、そして最期の絶叫。その演技力の幅によって、ぬけさくのキャラクター性はさらに強化されました。

特に、DIOの棺桶を開けた際の「中にいたのは俺だったあーーーっ」の叫びは、アニメ版で見るとその絶望感とシュールさが倍増しており、必見のシーンとなっています。

ジョジョ関連アイテムで楽しむ第3部の世界

ジョジョ第3部の世界観をもっと深く楽しみたいなら、公式の関連書籍やゲームもチェックしてみるのがおすすめです。

例えば、緻密な造形でキャラクターを再現したフィギュアシリーズや、第3部のストーリーを追体験できるゲームソフトなど、ファンなら手元に置いておきたいアイテムはたくさんあります。

もし、これからジョジョのフィギュアを集めたい、あるいはゲームでぬけさくの活躍(?)を確認したいという方は、ジョジョの奇妙な冒険 フィギュアジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル Rなどをチェックしてみると、より深くジョジョの世界に浸れるはずです。

ぬけさくのようなサブキャラクターまでしっかり作り込まれているのが、ジョジョという作品の素晴らしいところですよね。


ジョジョの奇妙な冒険の「ぬけさく」を徹底解説!正体や能力、名シーンを総まとめ

ここまで、ジョジョ第3部の異色キャラクター「ぬけさく」について徹底的に解説してきました。

最後に、彼のポイントを振り返ってみましょう。

  • 正体はDIOの館の最後に現れた吸血鬼の刺客。
  • 能力は後頭部に「女の顔」を持つ特異体質。服を前後ろに着て変装する。
  • 最期はDIOの「ザ・ワールド」の能力により、自分が入ったはずの棺桶の中でバラバラ死体となる。
  • 「中にいたのは俺だったあーっ」はジョジョ史に残る名言(迷言)。

ぬけさくは、一見するとただのギャグキャラのように見えますが、その実は「DIOの能力の底知れなさを伝える」という極めて重要な役割を果たしたキャラクターでした。

彼が命をかけて(本人はそのつもりはなかったでしょうが)証明したDIOの恐怖。それを踏まえて、承太郎とDIOの最終決戦を読み返してみると、また違った味わいがあるかもしれません。

ジョジョの物語には、彼のような一癖も二癖もあるキャラクターが数多く登場します。今後もそんな魅力的な登場人物たちに注目して、ジョジョの奇妙な冒険を楽しんでいきましょう!

「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!」というポルナレフのセリフと同じくらい、ぬけさくの最期は読者の心に深く刻まれているはずです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました