「ジョジョって有名だけど、どこから手をつければいいの?」
そんな悩みを抱えている方は多いはず。1987年の連載開始から35年以上。シリーズは第9部まで続き、アニメも10年以上の歴史があります。本屋へ行けばズラリと並ぶ単行本、配信サイトを開けば膨大なエピソード数。正直、圧倒されてしまいますよね。
でも安心してください。ジョジョには、初見さんが120%楽しむための「正解の順番」がちゃんとあります。この記事では、ジョジョの世界に初めて飛び込むあなたが、迷わず最短ルートでその魅力にどっぷり浸かるためのガイドをお届けします。
そもそもジョジョの奇妙な冒険とはどんな物語?
順番を解説する前に、少しだけ作品の全体像をお話しします。
ジョジョは、イギリスの貴族ジョナサン・ジョースターの一族と、宿敵ディオ・ブランドー(およびその意志を継ぐ者たち)との、100年以上にわたる世代を超えた戦いの記録です。
最大の特徴は、部ごとに「主人公」「舞台」「ジャンル」がガラリと変わること。19世紀の英国貴族の物語から始まったかと思えば、第2次大戦直前のアメリカ、エジプトへの旅、日本の地方都市、イタリアのギャング、そしてアメリカの刑務所……。
作品全体を貫くテーマは「人間讃歌」です。どんなに絶望的な状況でも、自らの知恵と勇気で運命を切り拓く。その熱いドラマが、多くのファンを魅了し続けています。
最もおすすめなのは「公開・放送順」で追うこと
結論から言えば、最も失敗がなく、かつ感動が大きいのは「第1部から順番に追っていくこと」です。
なぜなら、ジョジョは「血の運命(さだめ)」の物語だからです。前作の主人公の孫が、次の物語の主人公になる。あるいは、前作で倒したはずの敵の因縁が、数十年後に再び牙を剥く。
こうした「世代を超えた繋がり」こそがジョジョの真骨頂です。1部から順に見ることで、家系図が埋まっていくような快感と、かつての英雄たちの意志が受け継がれる瞬間の熱さを、余すところなく味わえます。
アニメで視聴する場合の具体的な順番は以下の通りです。
- 第1部:ファントムブラッド
- 第2部:戦闘潮流
- 第3部:スターダストクルセイダース(前半・エジプト編)
- 第4部:ダイヤモンドは砕けない
- 第5部:黄金の風
- 第6部:ストーンオーシャン
配信サイトでfire tv stickなどを使って一気見するなら、まずはこの順番で間違いありません。
各部の見どころをダイジェストで紹介
それぞれの部には、まったく異なる魅力が詰まっています。自分がどこに惹かれるか、チェックしてみてください。
第1部:すべての始まり「ファントムブラッド」
19世紀のイギリスが舞台。純粋な心を持つ貴族の青年ジョナサンと、野望のために吸血鬼となったディオの対決を描きます。少し古い劇画調のスタイルですが、セリフの一つひとつが重く、シリーズの根幹となる「波紋」の修行シーンも必見です。
第2部:天才的な駆け引き「戦闘潮流」
1938年、ジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターが主人公。第1部とは打って変わって、ジョセフは軽薄でずる賢いキャラクター。強大な敵「柱の男」を相手に、知略とハッタリで戦う心理戦の面白さが爆発します。
第3部:シリーズ最大の転換点「スターダストクルセイダース」
1987年。ここでジョジョの代名詞「スタンド(幽波紋)」が登場します。ジョセフの孫、空条承太郎が仲間と共にエジプトを目指すロードムービー形式。能力バトル漫画の金字塔であり、初心者には最も親しみやすい部と言えるでしょう。
第4部:日常に潜む恐怖「ダイヤモンドは砕けない」
日本の地方都市「杜王町」が舞台。承太郎の叔父にあたる東方仗助が主人公です。今までの壮大な旅とは異なり、町の中に潜むスタンド使いとの遭遇や、連続殺人鬼を追うミステリー要素が強まります。独特のポップな色彩感覚も魅力です。
第5部:黄金の精神と覚悟「黄金の風」
イタリアを舞台に、ディオの息子であるジョルノ・ジョバァーナがギャングの頂点を目指す物語。敵も味方も「覚悟」が決まっており、命を削るようなバトルが連続します。ファッション性が高く、スタイリッシュな演出に痺れること間違いなし。
第6部:因縁の最終決着「ストーンオーシャン」
空条承太郎の娘、空条徐倫が主人公。アメリカの刑務所という閉鎖空間での脱獄劇です。父娘の絆や、第1部から続くディオとの因縁に、一つの大きな終止符が打たれる衝撃作です。
漫画から入るならどこまで読める?
漫画派の方は、アニメ化されていない第7部以降も楽しめます。kindleなどの電子書籍で読むのも快適です。
第7部「スティール・ボール・ラン」からは、舞台設定が一新されます。これまでの歴史を知らなくても100%楽しめるため、あえてここから読み始めるファンもいるほどです。19世紀アメリカを舞台にした、馬による大陸横断レース。圧倒的な書き込み量と人間ドラマは、シリーズ最高傑作との呼び声も高いです。
第8部「ジョジョリオン」は、再び杜王町を舞台にした記憶喪失の青年の物語。そして現在連載中の第9部「The JOJOLands」へと物語は続いています。
どうしても時間が取れない!という方への裏技
「1部から見るのが正解なのはわかったけど、そんなに時間がない……」
そんな方は、あえて「第3部」から見始めるのもアリです。第3部はスタンドバトルの基本が詰まっており、ジョジョという作品の雰囲気を最も手軽に味わえます。
第3部でジョジョの文法に慣れてから、「なぜ承太郎はこの能力を持っているのか?」「このDIOという敵は何者なのか?」という疑問を解消するために第1部・第2部へと戻る。この「逆行ルート」も、実は理解が深まりやすい楽しみ方です。
また、スピンオフ作品の『岸辺露伴は動かない』から入るのもおすすめです。第4部の人気キャラクターを主役にした短編集で、ホラーや奇妙な出来事に特化しているため、予備知識ゼロでも楽しめます。ドラマ版を見て気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
知っておくとより楽しめる「ジョジョ立ち」と名言
ジョジョを楽しむ上で欠かせないのが、独特のポージング(通称:ジョジョ立ち)と、耳に残る名台詞です。
「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」
「だが断る」
これらはすべて作中のセリフ。順番通りに見ていると、これらのネットミームの元ネタに出会える喜びもあります。「あ、これが例のシーンか!」という発見は、歴史の長い作品ならではの特権ですね。
まとめ:ジョジョの奇妙な冒険を見る順番は?
最後に改めてまとめます。
一番の推奨ルートは、アニメの第1部「ファントムブラッド」から順番に視聴することです。時代の変化とともに進化する映像表現や、世代を超えて受け継がれる意志の強さを、ぜひ肌で感じてください。
まずは、第1部の第1話を再生してみてください。最初は少し癖が強く感じるかもしれませんが、第3話あたりまで来る頃には、あなたも「ジョジョ」という深い沼の入り口に立っているはずです。
もし途中で「少し重いな」と感じたら、好きな部のエピソードをつまみ食いしても構いません。どの部から見ても、そこには必ず「黄金の精神」が宿っています。
この記事が、あなたの奇妙な冒険の第一歩を後押しできれば幸いです。準備はいいですか? ジョースター家の物語は、いつでもあなたを待っています。
ジョジョの奇妙な冒険を見る順番は?アニメと漫画のおすすめ順を徹底解説!を参考に、自分なりの最高な楽しみ方を見つけてくださいね。

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