ジョジョ3部「エンプレス(女帝)」の能力と結末は?本体ネーナの正体や倒し方も徹底解説

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「ジョジョの奇妙な冒険」第3部スターダストクルセイダース。承太郎たちの旅を阻む刺客の中でも、生理的な恐怖と絶望感で読者を震え上がらせたのが、スタンド「エンプレス(女帝)」です。

ジョセフ・ジョースターの腕に突如として現れた「しゃべる人面瘡」。自分の肉体が徐々に敵に乗っ取られていく恐怖は、これまでのスタンドバトルとは一線を画す不気味さがありましたよね。

今回は、このエンプレスの厄介すぎる能力や、正体不明の美女として登場した本体ネーナの驚愕の真実、そして「老いてますます盛ん」なジョセフがどのようにしてこの強敵を退けたのか、その結末までを徹底的に深掘りしていきます。


寄生型スタンド「エンプレス(女帝)」の正体と不気味な能力

エンプレスは、タロットカードの3番目「女帝」の暗示を持つスタンドです。カード本来の意味は「豊穣」や「母性」ですが、ジョジョの世界ではそれが「肉体への寄生」と「異常な成長」という最悪の形で表現されています。

このスタンドの最大の特徴は、本体から離れて独立して動く「遠隔操作型」でありながら、相手の肉体に同化する「寄生型」でもあるという点です。

血液から始まる恐怖の寄生

発動のきっかけは、本体であるネーナの「血液」が相手に付着すること。作中では、ジョセフの腕にネーナの血がついた瞬間、運命の歯車が回り始めました。

付着した血はすぐには牙を剥きません。最初は小さなイボのような腫物として現れ、徐々に人間の顔の形へと変形していきます。この時点ですでに自我を持っており、宿主であるジョセフに対して下品な言葉で挑発を繰り返すなど、精神的な攻撃も開始します。

栄養を吸収して成長する肉体

エンプレスの恐ろしさは、宿主の肉体から栄養を奪い、凄まじいスピードで成長することにあります。最初は言葉を話すだけの小さな顔でしたが、食べ物を摂取することで瞬く間に腕が生え、胸板が厚くなり、最終的には筋骨隆々な上半身を持つ小人が宿主の腕に「生えている」状態になります。

さらに厄介なのが、このスタンドは実体化しているため、スタンド使いではない一般人にもはっきりと見えてしまうことです。これによってジョセフは、周囲から「腕に変な化け物をつけている不審者」として扱われ、現地の警察に追われるという社会的な窮地にも立たされました。


美女の皮を被った刺客!本体ネーナの驚くべき変装術

エンプレスの本体であるネーナは、インドのヴァラナシで承太郎一行の前に現れました。最初はスタンド使いであることを微塵も感じさせない、可憐な民族衣装に身を包んだ「悲劇のヒロイン」として登場します。

ポルナレフを翻弄した演技力

ネーナは、同じくDIOの刺客であるホル・ホースに付き従う女性として振る舞い、ポルナレフの優しさに付け込んで接近しました。その美貌と献身的な(ふりをした)態度に、女好きなポルナレフはすっかり骨抜きにされてしまいます。

この「無害な同行者」というポジションこそが、彼女の最大の武器でした。一行が油断している隙にジョセフに接近し、自身の血を付着させるという暗殺者として完璧な立ち回りを見せたのです。

美女の正体は醜悪な擬態

しかし、エンプレスがジョセフによって倒されたとき、ネーナの真の姿が明らかになります。私たちが目撃していた絶世の美女は、実はエンプレスの能力によって作り上げられた「肉の仮面」に過ぎませんでした。

実際のネーナは、肥満体型で非常に醜悪な容姿をした女性でした。他人の肉、あるいは自身のスタンド能力で肉体を肥大・変形させて「美女」の姿を維持していたのです。スタンドが消滅したことでその擬態が維持できなくなり、ドロドロと崩れ落ちるように正体を晒したシーンは、3部屈指のホラー演出と言えるでしょう。


絶体絶命!ジョセフ・ジョースターが追い詰められた理由

歴戦の勇者であるジョセフ・ジョースターが、なぜここまでエンプレスに苦戦を強いられたのでしょうか。そこには、寄生型スタンド特有の「戦いにくさ」がありました。

自分の肉体は攻撃できない

エンプレスはジョセフの右腕と完全に一体化しています。つまり、エンプレスを殴れば、その衝撃はそのままジョセフ自身の右腕へのダメージとなって返ってきます。

エンプレスはジョセフを挑発する際、「俺を殺すことは自分を殺すことだ」と言い放ちました。力任せの攻撃が封じられたジョセフは、ただ逃げ回ることしかできず、徐々に体力を削られていきます。

知略による孤立化

ネーナの作戦は、単にジョセフを殺すことだけではありませんでした。街中でエンプレスが大騒ぎをすることで、ジョセフを「発狂した老人」に仕立て上げ、現地の警官隊に包囲させたのです。

仲間たちと分断され、自分の体の一部が敵になり、さらには公権力に追われる。精神的にも肉体的にも、ジョセフはこれ以上ないほど追い詰められていきました。


逆転の結末!エンプレスの倒し方とジョセフの底力

「ジョセフはもう老いぼれて、戦う力は残っていないのか?」……読者がそう不安になった矢先、彼は第2部の主人公時代を彷彿とさせる、あまりにも鮮やかでトリッキーな逆転劇を見せてくれました。

意外な武器「コールタール」

ジョセフが逃げ込んだのは、道路の舗装工事現場でした。そこで彼が目をつけたのは、ドラム缶になみなみと注がれた「熱いコールタール」です。

彼は迷うことなく、エンプレスが取り憑いた右腕をコールタールの樽の中に突っ込みました。熱さにのたうち回るエンプレス。しかし、ジョセフの真の狙いはその先にありました。

物理法則を利用した完璧な封じ込め

ジョセフは腕を引き抜くと、すぐに現場の消火器や水を使ってコールタールを急激に冷やしました。

ドロドロだったコールタールは、一瞬にしてカチカチに硬化します。全身をガチガチの固形物に覆われたエンプレスは、もはや指一本動かすことができません。「自分はあんたの肉体だ」と豪語していたスタンドも、物理的に固定されてしまえば、その怪力を発揮する余地がなくなったのです。

ハーミットパープルの真価

動きを封じた仕上げに、ジョセフは自身のスタンド「ハーミットパープル(隠者の紫)」を繰り出します。

普段は念写や移動に使われることの多い茨のスタンドですが、この時は違いました。硬化したコールタールの隙間に潜り込ませ、内側から凄まじい圧力で締め上げたのです。

「バラバラに引きちぎってやる!」という言葉通り、逃げ場を失ったエンプレスは粉々に粉砕されました。スタンドが破壊された衝撃は本体のネーナに直撃し、彼女の変装を解くと同時に、その命を奪ったのです。


現代の視点で見るエンプレス戦の魅力

このエピソードを読み返すと、荒木飛呂彦先生の「スタンドバトルの真髄」が詰まっていることに気づかされます。

単なるパワーのぶつかり合いではなく、相手の性質を逆手に取り、周囲にある日用品や環境を利用して打ち勝つ。このスタイルこそが、後の4部や5部にも通じるジョジョの面白さの根源です。

もしあなたが、改めて3部の名シーンを振り返りたいと思ったら、コミックスやアニメでチェックしてみてください。当時の興奮が蘇るはずです。

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また、ジョセフのように旅先で不意のトラブルに見舞われないよう、身の回りのガジェットを揃えておくのも現代のライフハックかもしれませんね。

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ジョジョ3部「エンプレス(女帝)」の能力と結末は?本体ネーナの正体や倒し方も徹底解説のまとめ

エンプレスは、その不気味なビジュアルと寄生能力で、ジョセフをシリーズ最大のピンチに陥れた強敵でした。しかし、その結末はジョセフ・ジョースターという男の「諦めない知略」を世に知らしめる結果となりました。

  • 能力: 血液から寄生し、宿主の栄養で成長する人面瘡。
  • 本体: 美女に変装した醜悪な刺客ネーナ。
  • 倒し方: コールタールで固め、ハーミットパープルで粉砕。

一見、非力に見えるスタンドでも、使い手の知恵次第で最強の敵を倒せる。このエピソードは、まさにジョジョの奇妙な冒険という作品を象徴する一戦だったと言えるでしょう。

あなたは、もし自分の腕に「チュミミ〜ン」としゃべる顔が現れたら、ジョセフのように冷静に対処できる自信はありますか?

今回の記事で、エンプレスの恐怖とその魅力的な決着について、再発見があれば嬉しいです。ジョジョの世界には、まだまだ語り尽くせない魅力的なスタンドが溢れています。次はどのスタンドの秘密を解き明かしましょうか。

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