「ジョジョの奇妙な冒険」を詳しく知らなくても、ネット掲示板やSNSで一度はこのフレーズを目にしたことがあるのではないでしょうか。
「だが断る」
このあまりにも有名で、あまりにも潔い拒絶の言葉。実はこれ、ジョジョ第4部に登場する天才漫画家、岸辺露伴による伝説的な名言なんです。
「名前は聞いたことあるけど、具体的にどんなシーンなの?」「何巻を読めば出てくるの?」と気になっている方も多いはず。今回は、この名言が生まれた背景から、日常生活での粋な使い方、そして岸辺露伴という男の美学までを徹底的に掘り下げていきます。
これを読めば、あなたも明日から自信を持って(?)「だが断る」と言えるようになるかもしれません。
「だが断る」の元ネタはジョジョ第4部の何巻?
まずは結論からお伝えしましょう。このセリフが登場するのは、**『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』**のエピソード「ハイウェイ・スター その③」です。
具体的な巻数は以下の通りです。
- 単行本(ジャンプ・コミックス):第41巻
- 文庫版:第26巻
- アニメ版:第28話「ハイウェイ・スター その1」
ジョジョシリーズの中でも屈指の人気を誇る第4部。その物語の後半、杜王町のトンネル内での死闘の中でこの言葉は放たれました。もし書店や電子書籍でピンポイントに探すなら、41巻の表紙を目指してくださいね。
なぜこれほどまでに人気なのか?シーンの背景を解説
「だが断る」がなぜこれほどまでに読者の心に刻まれているのか。それは、この言葉が発せられた状況が「絶体絶命」であり、かつ「最高の裏切り」だったからです。
物語の舞台は、触れた者の養分を奪い取るスタンド「ハイウェイ・スター」が潜むトンネル。岸辺露伴は罠にハマり、部屋に閉じ込められて生命エネルギーを吸い取られてしまいます。
そこに、露伴と仲の悪い主人公・東方仗助がやってきます。敵であるハイウェイ・スターは、露伴にこう取引を持ちかけました。
「仗助をここに呼び寄せれば、お前の命は助けてやる」
露伴は死の淵に立たされています。普段から仗助のことを「ムカつくガキだ」と毛嫌いしている露伴なら、自分の命のために仗助を差し出してもおかしくない……。そう読者も、そして敵も思った瞬間でした。
露伴は震えながら、いかにも命乞いをするような情けない表情で尋ねます。
「あ、あいつを引き込めば……ぼくの『命』は助けてくれるのか?」
敵は確信します。「ああ!約束するよ」と。
その直後、露伴はこれまでの弱気な態度を豹変させ、冷酷かつ傲岸不遜な笑みを浮かべて言い放つのです。
「だが断る」
この落差。一度相手の提案に乗るフリをして、相手が「勝った」と確信した瞬間にその希望を粉砕する。これこそが、岸辺露伴というキャラクターの真骨頂なのです。
岸辺露伴が語る「最も好きな事のひとつ」とは
「だが断る」に続くセリフも、彼のキャラクターを語る上で欠かせません。
「この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは、自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ」
露伴にとって、この拒絶は単なる自己犠牲ではありません。彼は自分を追い詰めた敵に対して、精神的な優位に立つことを選んだのです。たとえ肉体が滅びようとも、自分のプライドや「リアリティ」を追求する姿勢は崩さない。
露伴は漫画家として「リアリティ」を何よりも重んじます。もしここで仗助を売って生き延びたとしても、それは彼の美学に反する「汚い生存」になってしまう。彼は自分のペンと自尊心を守るために、死を覚悟で「NO」を突きつけたわけです。
この圧倒的な「個」の強さが、多くのファンの心を掴んで離さない理由でしょう。
正しい「だが断る」の使い方とネット上でのマナー
今やネットスラングとして定着したこの言葉ですが、実は使い方にはちょっとしたコツがあります。原作のニュアンスを活かした「粋な」使い方を紹介しましょう。
- 相手の期待を一度「上げる」のがコツいきなり「断る」と言うのではなく、まずは相手の提案に興味があるフリをしたり、メリットを確認したりします。相手が「あ、これはいけるな」と思った瞬間に「だが断る」と突き放すのが、露伴スタイルの醍醐味です。
- 「ッ!」は付けないのが原作流ネットではよく「だが断るッ!」と語尾に勢いをつける表記を見かけますが、実は原作の漫画では「だが断る」と非常にシンプルに書かれています。叫んでいるのではなく、あくまで冷静に、淡々と、しかし強い意志を持って告げるのがポイントです。
- 日常での注意点もちろん、リアルな上司や怖い先輩に対して使うのはおすすめしません。ジョジョ好き同士の会話や、SNSでの冗談めかしたやり取りで使うのが平和的です。
SNSで魅力的なジョジョ関連の投稿を見かけたら、iphoneを使ってサッと検索したり、名シーンを見返したりするのも楽しいですよね。
スピンオフ「岸辺露伴は動かない」での変遷
岸辺露伴というキャラクターは非常に愛されており、彼を主人公にしたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』も大ヒットしています。実写ドラマ化や映画化もされましたね。
このシリーズでも、露伴の「断る」姿勢は健在です。
特にエピソード「DNA」では、以下のような「断る3段活用」が登場します。
- だが断る
- それも断る
- ついでに断る
もはや断ることが彼のアイデンティティになっています。どんなに有利な条件を提示されても、自分の好奇心や美学にそぐわないものは一切受け入れない。この一貫した姿勢が、露伴をただの「嫌な奴」ではなく「憧れのヒーロー」に変えているのです。
もし露伴の執筆スタイルに憧れて、自分もクリエイティブな活動を始めたいなら、最新のipadなどでイラストや文章を書いてみるのもいいかもしれません。露伴のような「リアリティ」を追求できるかもしれませんよ。
岸辺露伴という男の魅力に迫る
露伴は決して聖人君子ではありません。傲慢で、自己中心的で、他人の秘密を勝手に漫画のネタにするような男です。
しかし、彼には「これだけは譲れない」という絶対的な行動指針があります。それが「面白い漫画を描くこと」であり、そのための「リアリティ」です。
「ハイウェイ・スター」戦での「だが断る」も、突き詰めれば「ここで仗助を売るような男の描く漫画は、読者に響かない」という、漫画家としてのプライドから来ているのかもしれません。
ジョジョ第4部を読み返してみると、露伴がいかに自分に正直に生きているかがわかります。嫌いなものは嫌い、やりたいことはやる。そのシンプルで強力な生き方が、複雑な現代社会を生きる私たちにとって、ある種の爽快感を与えてくれるのです。
まとめ:「だが断る」の元ネタは何巻?ジョジョ岸辺露伴の名言の意味や正しい使い方を徹底解説
ここまで、ジョジョ屈指の名言「だが断る」について深く掘り下げてきました。
- 元ネタ: 第4部「ハイウェイ・スター その③」(単行本41巻 / 文庫版26巻)
- 意味: 絶体絶命の状況で、自分のプライドと美学を守るために放たれた究極の拒絶。
- 魅力: 相手を期待させてから突き落とすカタルシスと、露伴の揺るぎない精神性。
- 使い方: 相手の期待を一度受け止めてから、冷静に「NO」を突きつける。
単なる「拒絶」を超えた、岸辺露伴という人間の生き様そのものが凝縮されたこの言葉。もしあなたが人生の選択に迷い、誰かに自分を曲げるよう強要されたとき、心の中でそっと唱えてみてください。
「だが断る」
その一言が、あなた自身の誇りを守る盾になってくれるはずです。
もし、この記事を読んで「実際にそのシーンを自分の目で確かめたい!」と思った方は、ぜひジョジョの奇妙な冒険 第4部をチェックしてみてください。アニメ版も声優の櫻井孝宏さんの演技が素晴らしく、鳥肌が立つほどのかっこよさですよ。
ジョジョの世界は、一度足を踏み入れると抜け出せない魅力に満ちています。露伴以外のキャラクターたちの名言も探してみると、新しい発見があるかもしれませんね。
「だが断る」の元ネタは何巻?ジョジョ岸辺露伴の名言の意味や正しい使い方を徹底解説、最後までお読みいただきありがとうございました!

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