「ジョジョの奇妙な冒険」といえば、誰もが一度はその名を聞いたことがある超人気作品ですよね。アニメ化もされ、今や世界中に熱狂的なファンを持つ「神格化」されたマンガの一つです。
しかし、その一方で「読み始めてみたけど、正直つまらない」「どこが面白いのかさっぱり分からない」と困惑している方も少なくありません。周りが盛り上がれば盛り上がるほど、「自分がおかしいのかな?」と疎外感を感じてしまうこともあるでしょう。
結論から言えば、ジョジョがつまらないと感じるのは、あなたの感性がズレているからではありません。この作品には、他の漫画にはない「強烈なクセ」と「読者を選ぶハードル」がいくつも存在するからです。
今回は、なぜジョジョがつまらないと感じてしまうのか、その具体的な理由を解き明かしながら、どうすれば楽しめるようになるのか、あるいは「無理に読まなくてもいい理由」について、本音で語っていきたいと思います。
ジョジョがつまらないと感じてしまう5つの壁
ジョジョを読み始めてすぐに「合わない」と感じるのには、明確な理由があります。多くの読者が挫折してしまう「壁」を整理してみましょう。
1. 圧倒的に濃すぎる絵柄と独特のビジュアル
まず最大の壁は、あの独特すぎる絵柄です。最近の流行りである、線が細くてスタイリッシュな絵柄とは真逆の、筋肉隆々で濃密な劇画調。これだけで「生理的に受け付けない」と感じる人がいても不思議ではありません。
さらに、キャラクターが奇妙なポーズを決める「ジョジョ立ち」や、「メメタァ」「ゴゴゴ」といった独特の擬音も、初見では「ふざけているのか?」と戸惑う要因になります。この濃すぎる世界観に馴染めるかどうかが、最初の大きな分かれ道です。
2. 第1部・第2部の「古さ」と展開の重さ
ジョジョは現在、第9部まで続く超長編ですが、物語の始まりである第1部は1980年代の作品です。当時の勧善懲悪なストーリー展開や、少し大げさなセリフ回しは、現代のスピード感ある漫画に慣れた目には「古臭い」と感じられてしまうことがあります。
また、1部はホラー要素が強く、救いのない展開も多いため、明るい冒険譚を期待して読み始めた人は、ここで肩透かしを食らってしまうのです。
3. 「スタンド」が出るまでが長い
ジョジョの代名詞といえば、背後に出現する守護霊のような能力「スタンド」ですよね。しかし、このスタンドが登場するのは第3部からです。
1部と2部は「波紋(はもん)」という特殊な呼吸法を使った生身のバトルが中心です。スタンドバトルを期待して読み始めた読者にとって、3部に到達するまでの数十巻分が「前置き」のように感じられ、そこに行く前に飽きてしまうというケースが非常に多いのです。
4. 画面が密すぎて「何が起きているか」分からない
ジョジョのバトルは、単純な力のぶつかり合いではなく、複雑な能力の裏をかく「知略戦」です。そのため、作者の書き込みも非常に細かく、白黒の漫画原稿では「今、誰がどうやって攻撃を避けたのか」が視覚的に把握しづらい場面があります。
特に終盤の部になるほど、能力が抽象的(時間を削る、重力を操るなど)になり、文字による説明を読み込まないと状況が理解できなくなります。これが「読んでいて疲れる」という感想につながるわけです。
5. 主人公や舞台が部ごとにリセットされる
ジョジョは部ごとに主人公が交代します。せっかく前の部の主人公に感情移入したのに、次の部では全く別の場所で、別の物語が始まってしまう。この「ぶつ切り感」に馴染めず、モチベーションが途切れてしまう読者も少なくありません。
挫折した人が「面白い!」に変わる逆転の発想
もし、あなたが「本当は面白さを理解したい」と思っているなら、いくつか試してほしいアプローチがあります。ジョジョは読み方を変えるだけで、一気に化ける作品だからです。
アニメ版から入るのが最強の近道
もし原作漫画で挫折したのなら、迷わずアニメ版を視聴してみてください。アニメ版は、原作の独特な色使いをビビッドに再現しつつ、アクションシーンが整理されており、非常に見やすくなっています。
声優陣の熱演も相まって、漫画では読み飛ばしてしまいそうなセリフが胸に響くようになります。特に第1部から第2部は、アニメの方がテンポが良く、サクサク読み進められるはずです。
カラー版を電子書籍で読んでみる
画面がごちゃごちゃして見づらいと感じるなら、kindleなどで配信されているフルカラー版がおすすめです。色が付くだけで、キャラクターと背景の判別が容易になり、能力の演出も格段に分かりやすくなります。ジョジョの芸術的な色彩感覚も楽しめるため、一石二鳥です。
好きな「部」から読み始めてもいい
ジョジョは各部で独立した物語になっているため、実はどこから読んでもある程度楽しめます。
・王道の冒険活劇が好きなら「第3部」
・日常に潜む不気味なサスペンスが好きなら「第4部」
・マフィアの熱い友情と覚悟が見たいなら「第5部」
といったように、自分の好みに合った部からつまみ食いしてみるのも一つの手です。
合わないものは合わない、と割り切る勇気
ここまで対策を書いてきましたが、それでも「やっぱりつまらない」と感じるなら、それはもう無理に克服する必要はありません。
ジョジョは「万人受け」を狙った作品ではない
ジョジョの作者である荒木飛呂彦先生は、王道のジャンプ漫画の流れを汲みつつも、常に実験的でアーティスティックな表現を追求しています。
芸術の世界と同じで、ジョジョには「熱狂的な信者」が生まれる一方で、全く響かない層が出るのも当然のこと。それは作品の質が低いのではなく、あまりにも個性が強すぎるからです。
流行に流されなくて大丈夫
SNSや周囲の友人が「ジョジョ最高!」と言っていると、見ていない自分や楽しめない自分が損をしているような気分になりますよね。でも、エンタメは楽しむためにあるものです。苦行のように読み続ける必要はありません。
もしfire_tv_stickでアニメを数話見て、それでもワクワクしなかったら、その時間は他の好きな作品に使いましょう。
ジョジョがつまらないと感じる理由は?のまとめ
最後に、改めて振り返ってみましょう。
ジョジョがつまらないと感じる最大の理由は、その強烈な個性ゆえの「ハードルの高さ」にあります。
・絵柄のクセが強く、生理的に受け付けない
・序盤の展開が古く、スタンドが出るまでが長い
・バトルのルールや画面構成が複雑すぎる
これらはすべて、読者が「つまらない」と感じて当然のポイントです。もし再挑戦したいなら、アニメ版やカラー版を活用し、自分に合った「部」から入るのがコツです。
しかし、最も大切なのは、自分の感性を信じることです。名作と言われる作品でも、合う合わないは必ずあります。
ジョジョがつまらないと感じる理由は?挫折しやすいポイントと魅力を徹底解説しましたが、この記事があなたのモヤモヤを解消するきっかけになれば幸いです。無理せず、自分のペースでエンタメを楽しんでいきましょう!
もし、ジョジョ以外の名作アニメや漫画を探したいなら、ipadなどで評価の高い作品をリサーチしてみるのも新しい発見があるかもしれませんね。
次は、あなたが「これこそが面白い!」と思える最高の作品に出会えることを願っています。

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