「ジョジョの奇妙な冒険」という作品を、あなたはどれくらい知っていますか?名前は聞いたことがあるけれど、絵が独特で敬遠していた……なんて人も多いかもしれません。
そんな「食わず嫌い」を一気に解消し、日本中にジョジョブームを再燃させた伝説の番組企画があります。それが、テレビ朝日の人気バラエティ番組『アメトーーク!』で放送された「ジョジョの奇妙な芸人」です。
今回は、放送から時間が経った今でも語り継がれる、あの爆笑と興奮の回を徹底的に振り返ります。芸人たちが命をかけてプレゼンした名シーンや、番組から生まれた独自のノリ、そして初心者がどこから作品に入ればいいのかまで、余すことなくお届けします!
伝説の始まり!アメトークが火をつけたジョジョ熱
アメトークで「ジョジョの奇妙な芸人」が最初に放送されたのは、なんと2007年のこと。当時はまだ現在のようなテレビアニメシリーズが始まっておらず、ジョジョといえば「知る人ぞ知る、熱狂的なファンを持つ漫画」という立ち位置でした。
しかし、リーダーのケンドーコバヤシさんをはじめとする芸人たちが、スタジオでその魅力を爆発させたことで状況は一変します。
- 第1部:2007年8月2日放送ケンドーコバヤシさん、中田敦彦さん(オリエンタルラジオ)、なだぎ武さん、しずちゃん(南海キャンディーズ)らが出演。まだ「ジョジョ立ち」という言葉すら一般的ではなかった時代に、お茶の間にその衝撃を届けました。
- 第2部:2012年6月21日放送連載25周年を記念して放送。中川翔子さんや、麒麟の田村裕さんも参戦。アニメ化直前のタイミングということもあり、さらに洗練されたプレゼンが行われました。
この2回の放送がなければ、今のジョジョの国民的人気はなかったと言っても過言ではありません。
芸人たちが語る!ジョジョの「ここが凄すぎる」ポイント
番組内で芸人たちが熱弁していたのは、単なるストーリーの面白さだけではありません。ジョジョという作品が持つ「唯一無二の個性」を、笑いを交えながら見事に言語化していました。
1. 身体能力を超えた「ジョジョ立ち」
ジョジョといえば、キャラクターが見せる独特のポージング。これを芸人たちは「ジョジョ立ち」と呼び、スタジオで全力再現しました。
通常の人間ではありえない角度で腰を曲げたり、指先まで神経を通わせたポーズは、見ているだけで「なんか凄い!」と思わせる説得力があります。中川翔子さんが披露した、第5部のナランチャ・ギルガのポーズや、ケンコバさんの空条承太郎の立ち姿は、ファンの間で伝説となっています。
2. 文字で聞こえる「擬音」の世界
「ゴゴゴゴ……」や「ドドドド……」は定番ですが、ジョジョにはもっと特殊な擬音が存在します。
カエルを殴った時の「メメタァ」や、パンを食べた時の「パパウパウパウ」、さらにはキスをした時の「ズキュウゥゥン」など。
芸人たちは、これらの擬音が単なる効果音ではなく、その場の空気感や質感を見事に表現しているのだと力説。これを聞いた後で漫画を読むと、不思議と頭の中でその音が再生されるようになるから不思議です。
3. 「人間讃歌」という深いテーマ
ジョジョの根底にあるテーマは「人間讃歌」です。どんなに絶望的な状況でも、知恵と勇気で立ち向かう人間の美しさを描いています。
中田敦彦さんは、第6部の複雑な能力「ホワイトスネイク」を解説しながら、いかにしてキャラクターたちが自分の運命と戦っているかを熱く語りました。ただの能力バトル漫画ではない、哲学的な深さがジョジョにはあるのです。
スタジオ騒然!名シーンの完全再現
アメトークの醍醐味といえば、芸人たちによる「再現コーナー」ですよね。ジョジョ回でも、原作愛が強すぎるあまり、狂気すら感じる再現がいくつも行われました。
ダービー戦の「表面張力」
第3部に登場するギャンブラー、ダニエル・J・ダービーとの戦いです。コップになみなみと注がれた酒に、コインを一枚ずつ入れていき、こぼした方が負けという極限の心理戦。
番組ではこれをスタジオで実際に再現。ケンコバさんがダービーさながらの威圧感を出し、原作通りに「脱脂綿を仕込んで液量を増やす」というイカサマまで仕込もうとするボケは、ファンならニヤリとする最高の演出でした。
ギアッチョのブチギレ朗読
バッファロー吾郎の竹若さんが披露した、第5部の敵キャラ・ギアッチョの再現。
「『ベネツィア』と言えばいいんだ!『ベニス』なんて呼ぶなッ!」と、言葉の呼び方にブチギレるシーンを完璧なセリフ回しで演じきりました。そのあまりの熱量に、ジョジョを知らないゲストの蛍原さんや関根勤さんも圧倒されるほどでした。
ジョジョを楽しむための必須アイテム
もしあなたがアメトークを見て「ジョジョを読んでみたい!」と思ったなら、まずは原作漫画を手に取ることをおすすめします。最近では電子書籍でも気軽に読めますし、紙の質感を楽しみながらページをめくるのも格別です。
読書をより快適にするならkindle fire hdなどのタブレットがあると、あの緻密な書き込みを細部まで堪能できます。
また、番組で芸人たちが身につけていたようなジョジョグッズも人気です。
例えば、第3部の主人公・空条承太郎の帽子をモチーフにしたアイテムや、キャラクターのスタンドをデザインしたTシャツなど。日常にジョジョを取り入れることで、あなたも「ジョジョ芸人」の仲間入りができるかもしれません。
アニメから入りたいという方には、高画質でアクションを楽しめるfire tv stickを使って、大画面で一気見するのも最高に「ハイ!」ってやつになれる楽しみ方です。
未読の人へ贈る「どの部から読むべきか」ガイド
アメトークを観て興味を持ったものの、「巻数が多すぎてどこから手を付ければいいかわからない」という悩みはよく聞かれます。番組でも触れられていましたが、ジョジョは部ごとに主人公が交代するため、どこから読んでもある程度は楽しめます。
- 王道を歩みたいなら「第1部」からすべての物語の始まり。ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの因縁を知ることで、後のシリーズの深みが何倍にも増します。
- とにかくワクワクしたいなら「第3部」から「スタンド」という概念が登場し、世界を股にかけた冒険が始まります。空条承太郎という最強のヒーローが活躍する、最も有名なパートです。
- おしゃれでサスペンスフルなのが好きなら「第4部」や「第5部」から日本の地方都市を舞台にした日常に潜む恐怖を描く第4部や、イタリアのギャングたちの熱い絆を描く第5部は、女性ファンも非常に多い作品です。
どの部から入っても、最終的にはすべての部を読みたくなるのがジョジョの魔力です。
アメトーク「ジョジョの奇妙な芸人」完全解説!名シーンから爆笑ネタまで網羅
さて、ここまでアメトークでのジョジョ特集がいかに熱く、そして素晴らしいものだったかを振り返ってきました。
あの番組が教えてくれたのは、単なる漫画の知識ではありません。「好きなものを、これほどまでに熱く、楽しく語ってもいいんだ!」というポジティブなエネルギーです。芸人たちが汗をかきながらジョジョ立ちをし、名言を叫ぶ姿は、まさにジョジョのテーマである「人間讃歌」そのものでした。
この記事を読んで、少しでも「ジョジョの世界を覗いてみたい」と思ったなら、それはあなたの運命(さだめ)かもしれません。まずは第1巻を手に取ってみてください。そこには、想像を絶する奇妙で美しい冒険が待っています。
アメトークがきっかけでジョジョに出会い、人生が変わったというファンは数多くいます。次は、あなたの番かもしれません。さあ、深呼吸をして……「震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!」の精神で、ジョジョの世界へ飛び込みましょう!

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