「ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流」において、圧倒的な美しさと強さで読者を魅了した師匠、リサリサ。
物語のクライマックスで宿敵カーズと対峙した彼女の姿を見て、「え、リサリサってあの時死んじゃったの?」と不安になった方も多いのではないでしょうか。また、アニメ版で声を担当された田中敦子さんの訃報を受け、改めてキャラクターの生涯を振り返りたいというファンも増えています。
結論から言うと、リサリサは第2部の劇中で死亡していません。
今回は、リサリサが迎えた結末や、その後の意外すぎる人生、そして波紋使いとしての驚異的な若さの秘密について、ジョジョ愛を込めて詳しく紐解いていきます。
第2部ラストでリサリサは死亡したのか?激闘の結末を確認
物語の終盤、ピッツ・ベルリナ山での決戦。リサリサは「柱の男」のリーダーであるカーズと1対1の決闘に挑みます。
聖なる武具「エイジャの赤石」を賭けたこの戦いで、リサリサは持ち前の波紋の技を駆使してカーズを追い詰めました。しかし、誇り高い戦士かと思われたカーズは、勝利のためなら手段を選ばない卑劣な本性を現します。
カーズの影武者を使った不意打ちにより、リサリサは背後から深い傷を負わされ、さらに吸血鬼の軍団に囲まれるという絶体絶命のピンチに陥りました。
ジョセフの奮闘と奇跡の救出
重傷を負い、意識を失ったリサリサをカーズは人質として利用します。足首をロープで縛られ、奈落の底へ吊るし上げられるという、見ているこちらが悲鳴を上げたくなるようなシーンでした。
しかし、ここで立ち上がったのが息子のジョセフ・ジョースターです。
ジョセフは自身の命を顧みず、カーズの攻撃を凌ぎながらリサリサを救出することに成功しました。その後、スピードワゴン財団の懸命な救護措置によって、リサリサは一命を取り留めています。物語のラストシーン付近では、包帯を巻きつつも車椅子に乗って元気な姿を見せてくれました。
つまり、リサリサは第2部の物語内で死亡したという事実は一切ありません。
リサリサの正体とジョースター家との深すぎる因縁
リサリサというキャラクターを語る上で外せないのが、彼女の数奇な運命です。彼女がなぜジョセフを助け、波紋の師匠となったのか。その背景には第1部からの長い歴史が関わっています。
赤ん坊の頃にエリナに救われた過去
リサリサの本名はエリザベス。実は、第1部のラストでディオとの戦いにより沈没する豪華客船から、エリナ・ジョースターによって救い出された「あの赤ん坊」こそが彼女なのです。
実の両親を吸血鬼に殺された彼女は、その後、波紋の達人であるストレイツォに引き取られました。波紋の技術を叩き込まれ、美しくも厳しい戦士へと成長した彼女は、ジョナサンの息子であるジョージ・ジョースターII世と結婚します。
ジョセフとの親子関係
エリザベス(リサリサ)とジョージII世の間に生まれた子供が、第2部の主人公ジョセフ・ジョースターです。
しかし、夫であるジョージII世は波紋の才能がなく、軍内部に潜んでいた吸血鬼(ゾンビ)の手によって殺害されてしまいます。怒りに燃えた彼女は、夫の仇である吸血鬼を波紋で焼き尽くしましたが、その現場を目撃され「軍の司令官殺し」という身に覚えのない罪で追われる身となりました。
ジョセフを守るため、そして身を隠すために、彼女は名前を「リサリサ」と変えてイタリアへ渡ったのです。ジョセフが大人になるまで母の名を伏せられていたのは、彼女の過酷な過去があったからこそと言えるでしょう。
リサリサの「その後」は?1948年の再婚とアメリカ移住
第2部の戦いが終わった後、リサリサがどのような人生を歩んだのか。実はコミックスの巻末エピローグに、その後の彼女について驚きの記述があります。
- 1948年、ハリウッドの脚本家と再婚した。
- アメリカへ渡り、静かな余生を送った。
波紋の師匠として、常に凛とした表情で戦いに身を投じてきた彼女が、戦後に「脚本家と再婚」という非常に人間味のある選択をしたことに、驚いたファンも多いはずです。ジョセフという息子を持ちながら、一人の女性としての幸せも掴んでいたというのは、非常に救いのある設定ではないでしょうか。
第3部以降にリサリサは登場する?
第3部「スターダストクルセイダース」では、息子のジョセフが老年の姿で登場します。しかし、残念ながらリサリサ本人が物語に登場することはありませんでした。
第3部の舞台は1987年から1988年。第2部から約50年が経過しています。
仮に彼女が存命であれば、年齢は100歳前後。ジョジョの世界における波紋使いは非常に長寿であるため、生きていてもおかしくない設定ではありますが、作中で彼女の最期について触れられることはありませんでした。
公式な設定として「いつ亡くなったか」という記述がないため、多くのファンの間では「きっとアメリカで穏やかに天寿を全うしたのだろう」と想像されています。
なぜ50歳であんなに若いの?波紋使いの驚異的な寿命
「ジョジョ リサリサ 死亡」と検索する人のなかには、彼女があまりにも若々しいため、年齢設定に混乱している方もいるかもしれません。
初登場時、リサリサは50歳。しかし、その見た目は20代後半から30代前半にしか見えません。この美しさと若さの理由は、言うまでもなく「波紋の呼吸」にあります。
波紋がもたらすアンチエイジング効果
波紋エネルギーは、生命のエネルギーそのものです。細胞を活性化させ、老化を極端に遅らせる効果があります。
- ストレイツォは75歳でも現役の戦士として若々しかった。
- ジョセフも60代(第3部)で非常に屈強な体格を維持していた。
リサリサは、幼少期から厳格な修行を積んできた波紋のエキスパートです。波紋の伝導率を極限まで高めたマフラーを使いこなし、常に正しい呼吸を維持していた彼女にとって、50歳で20代の美貌を保つことは決して不自然なことではなかったのです。
この「美魔女」とも呼べる圧倒的なビジュアルが、彼女をジョジョ屈指の人気キャラクターへと押し上げました。
アニメ版声優・田中敦子さんの名演とキャラクターの魂
リサリサというキャラクターを語る上で、2012年から放送されたテレビアニメ版での存在感も無視できません。声を担当されたのは、名優・田中敦子さんです。
凛とした強さと母性の表現
田中敦子さんの低く落ち着いた、それでいてどこか艶のある声は、リサリサの持つ「厳格な師匠」としての側面と、「息子を想う母」としての側面を見事に表現していました。
2024年8月、田中敦子さんの逝去という悲しいニュースが届いた際、多くのジョジョファンがリサリサの姿を思い出しました。キャラクターは作品の中で生き続けていますが、声を吹き込んだ方の訃報によって「リサリサが亡くなった」かのような喪失感を抱いた読者も多かったはずです。
しかし、彼女が演じたリサリサの「気高さ」は、これからもアニメーションを通じて語り継がれていくことでしょう。
ジョジョの物語におけるリサリサの存在意義
リサリサは単なる「ジョセフの母親」ではありません。彼女の存在は、ジョジョの物語において非常に重要な役割を果たしました。
- 波紋の伝統を繋ぐ: ウィル・A・ツェペリからストレイツォへ、そしてリサリサへと受け継がれた波紋の技術を、ジョセフへと伝承する架け橋となりました。
- 女性像の開拓: 当時の少年漫画としては珍しく、男性顔負けの戦闘力を持つ「戦う女性リーダー」として描かれました。
- ジョースター家の守護: エリナに救われた恩を、その孫であるジョセフを鍛え上げることで返した、義理堅い一面を持っています。
彼女がいなければ、ジョセフはカーズに勝つことはできず、その後の空条承太郎や東方仗助へと続く黄金の精神も途絶えていたかもしれません。
まとめ:ジョジョのリサリサは死亡したのか?その真相
ここまで見てきた通り、リサリサは第2部の物語において死ぬことなく、むしろその後の激動の時代を生き抜きました。
- 第2部の結末: カーズの不意打ちで重傷を負うが、ジョセフに救出され生存。
- 戦後の人生: 1948年にハリウッドの脚本家と再婚し、アメリカへ。
- 死亡時期: 公式設定では不明。波紋使いとして長寿を全うした可能性が高い。
リサリサというキャラクターは、過酷な運命に翻弄されながらも、自らの力で未来を切り開き、最後には一人の女性として穏やかな幸せを手に入れました。
彼女の戦いぶりをもう一度見返したい方は、コミックスやアニメでその勇姿をチェックしてみてください。もしジョジョのグッズを集めたいならジョジョの奇妙な冒険 第2部を覗いてみるのもいいですね。
いつまでも若々しく、強く、そして気高く。リサリサは、ジョースター家の歴史を影から支えた最高にクールな母親であり、師匠でした。
ジョジョのリサリサは死亡した?2部の結末やその後の再婚、波紋使いの生涯を徹底解説をお読みいただきありがとうございました。また次のエピソードでお会いしましょう。

コメント