「ジョジョの奇妙な冒険、名前は知っているけど巻数が多すぎてどこから手をつければいいかわからない……」
そんな悩み、実はジョジョファンの誰もが一度は通ってきた道です。個性的すぎる絵柄や、「スタンド」「波紋」といった独特の専門用語。ハードルが高そうに見えるかもしれませんが、一度ハマると一生抜け出せない魅力がこの作品には詰まっています。
結論から言うと、ジョジョを楽しむルートは一つではありません。あなたの好みや「何を重視したいか」によって、最高のスタート地点は変わります。
この記事では、シリーズの全体像を整理しながら、初心者の方が迷わずジョジョの世界に飛び込める「正解の順番」を徹底的にガイドします。
なぜ「何部から見るか」で迷ってしまうのか?
ジョジョの奇妙な冒険が他の漫画やアニメと決定的に違うのは、部ごとに「主人公」も「舞台」も「ジャンル」もガラリと変わる点にあります。
現在、アニメ化されているのは第1部から第6部まで。原作漫画は第9部まで続いています。すべての物語は「ジョースター家」という一族の血の宿命で繋がっていますが、各部は独立した物語としても完成されています。
「1部から順番に見ないと話が全くわからないのでは?」と不安になる必要はありません。もちろん、最初から見るメリットは大きいですが、途中の部から入って後で過去のエピソードを補完するという楽しみ方も、ファンの間では一般的です。
まずは、各部がどのような雰囲気なのか、ざっくりと把握してみましょう。
徹底解剖!各部の特徴と見どころまとめ
第1部:ファントムブラッド(すべての始まり)
舞台は19世紀末のイギリス。真面目な貴族の青年ジョナサン・ジョースターと、野心を抱く吸血鬼ディオ・ブランドーの対決を描いた物語です。
「人間讃歌」というシリーズ一貫したテーマが最も濃く、重厚な悲劇としての側面が強いのが特徴です。
第2部:戦闘潮流(軽快な知略バトル)
ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターが主人公。1部よりもコミカルでテンポが良く、主人公の「相手の裏をかく」頭脳戦が見どころです。
強大な敵「柱の男」たちとの決戦は、シリーズ屈指の熱さを誇ります。
第3部:スターダストクルセイダース(シリーズの代名詞)
ジョジョを象徴する能力「スタンド(幽波紋)」が初めて登場する部です。寡黙な高校生・空条承太郎が、仲間と共にエジプトを目指すロードムービー形式になっています。
ジョジョの奇妙な冒険 第3部をチェックすればわかりますが、タロットカードやエジプトの神々をモチーフにした能力バトルは、現代の能力者バトルの原点とも言える面白さです。
第4部:ダイヤモンドは砕けない(日常に潜むサスペンス)
日本の地方都市「杜王町」を舞台に、ジョセフの隠し子である東方仗助が、町に潜むスタンド使いや殺人鬼と戦う物語です。
1〜3部に比べて「近所の奇妙な事件」といった親しみやすい雰囲気があり、キャラクターの私生活や友情が深く描かれます。
第5部:黄金の風(スタイリッシュな群像劇)
イタリアを舞台に、ギャングスターに憧れる少年ジョルノ・ジョバァーナとその仲間たちの戦いを描きます。
「覚悟」をテーマにした過酷な戦いが多く、チームメンバー全員が主役級の活躍を見せるため、キャラクター人気が非常に高い部です。
第6部:ストーンオーシャン(運命への決着)
シリーズ初の女性主人公、空条徐倫が舞台。アメリカの刑務所を舞台にした脱獄劇であり、第1部から続く「ジョースター対ディオ」の因縁がひとつの終着点を迎えます。
【タイプ別】あなたにおすすめの視聴順ルート
自分の性格や好みに合わせて、以下の3つのルートから選んでみてください。
ルートA:王道の「放送・刊行順」ルート
(1部 → 2部 → 3部 → 4部 → 5部 → 6部)
歴史の重みを感じたい、伏線をすべて回収したいという真面目なあなたには、やはり1部からの視聴が一番です。
ジョースター家とディオの因縁を最初から追うことで、第3部での再会や、第6部での結末の感動が何倍にも膨れ上がります。
ただし、1部は物語の導入ということもあり、少し展開がクラシックに感じられるかもしれません。そこを乗り越えた先にある2部、3部への爆発力を信じて進んでください。
ルートB:トレンド重視の「3部スタート」ルート
(3部 → 1・2部 → 4部以降)
「早く有名なスタンドバトルが見たい!」「一番人気のキャラから入りたい」という方は、第3部から見るのが正解です。
3部の冒頭では、なぜ主人公たちが戦うことになったのかの最低限の説明があるため、初見でも問題なく楽しめます。
3部でジョジョの面白さにハマってから、「そもそもなんで宿敵のディオと仲が悪いの?」と気になったタイミングで1部や2部に戻るのが、実は最も挫折しにくいルートです。
ルートC:雰囲気重視の「4部・5部単体」ルート
(4部または5部 → 興味が出たら他へ)
「長い旅路よりも、サスペンスやギャング映画のような世界観が好き」という方におすすめです。
特に第4部は日本が舞台なので馴染みやすく、第5部はイタリアのオシャレな雰囲気が抜群です。これらは前作との繋がりが比較的薄く、一つの独立したドラマとして非常に質が高いので、ここから入って「ジョジョのセンス」に触れるのもアリです。
視聴を迷っている人が知っておくべき3つのポイント
1. 「独特の絵柄」は数話で見慣れる
ジョジョといえば、筋肉質な体型や奇抜なファッション、そして「ジョジョ立ち」と呼ばれる独特のポージングが有名です。最初は「ちょっと濃いかな……」と感じるかもしれませんが、アニメのハイクオリティな演出と声優さんの熱演により、不思議と数話で見慣れます。むしろ、他の作品では味わえない「美しさ」に見えてくるはずです。
2. アニメのクオリティが異常に高い
アニメ版のジョジョは、制作陣の原作愛が凄まじいことで知られています。
特殊な擬音(ゴゴゴ、メメタァなど)を画面に表示させたり、主題歌の中に過去の部のオマージュを散りばめたりと、ファンを飽きさせない工夫が満載です。
ジョジョの奇妙な冒険 アニメで映像を確認すれば、その色使いや音楽のセンスに圧倒されるでしょう。
3. 名言・ネタの宝庫である
「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」「だが断る」「震えるぞハート!燃えつきるほどヒート!!」
ネット上でよく見かけるこれらのフレーズは、すべてジョジョが出典です。作品を見ることで、これまで意味がわからなかったネット上のネタや、他の漫画でのパロディがすべて理解できるようになります。これは「教養としてのジョジョ」とも言える楽しみ方です。
挫折しないためのアドバイス
もし、あなたが第1部を見ていて「ちょっと合わないかも……」と思ったら、無理に耐えずに第3部まで飛んでみてください。
ジョジョは部ごとにジャンルが変わるため、1部が合わなくても3部は大好き、という人が大勢います。
逆に、3部が難解に感じたら4部の日常系を楽しんでみる。そんな自由な見方が許されるのが、このシリーズの懐の深さです。
また、アニメを見る際はFire TV Stickなどを使って、大画面で迫力あるバトルを楽しむのがおすすめです。音楽(BGM)も非常に豪華なので、音響環境を整えるとより没入感が増します。
まとめ:ジョジョは何部から見るのが正解?初心者におすすめの順番と各部の魅力を徹底解説!
改めてまとめると、ジョジョを楽しむための正解は、あなたの「見たいもの」に隠されています。
- 歴史を重んじるなら1部から。
- 王道のバトルを楽しみたいなら3部から。
- 独特の世界観に触れたいなら4部や5部から。
どの部からスタートしても、最終的には「すべての部を見たくなる」のがジョジョの魔力です。世代を超えて受け継がれる黄金の精神、そして予測不能なスタンドバトル。その興奮をぜひ今日から味わってみてください。
「覚悟はいいか?俺はできてる」
そんな名台詞が心に響く日が、すぐそこまで来ています。
まずは、配信サイトやジョジョの奇妙な冒険 Blu-rayで、気になる部の第1話をクリックすることから始めてみましょう。あなたの人生を少しだけ奇妙で、最高に熱くしてくれる体験が待っています!

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