ジョジョの副題一覧と意味を徹底解説!各部のタイトルに込められた由来や順番は?

ジョジョ
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「ジョジョの奇妙な冒険」という作品を語るうえで、避けては通れないのが各部の「副題(サブタイトル)」ですよね。

かつては「第1部」「第2部」というシンプルな呼び名でしたが、現在では「ファントムブラッド」や「黄金の風」といった、あまりにもスタイリッシュな副題が公式のものとして定着しています。

実はこれらの副題、連載当初からあったわけではないことをご存知でしょうか?

今回は、ジョジョ全9部の副題に込められた深い意味や、タイトルが生まれた歴史的な背景、そしてファンなら知っておきたい「命名の由来」について、どこよりも詳しく、かつ情熱的に解説していきます!


なぜジョジョには魅力的な副題がついているのか

ジョジョの物語は、100年以上の時を超える壮大な「血の運命」の物語です。

その長い歴史を整理し、各章のテーマを明確にするために存在するのが「副題」です。荒木飛呂彦先生が描く独特の世界観は、この短いフレーズの中に凝縮されていると言っても過言ではありません。

まずは、なぜ初期の部には副題がなかったのか、その歴史から紐解いていきましょう。

実は「後付け」だった初期の副題

週刊少年ジャンプで連載されていた当時、第1部から第3部には現在のようなカタカナの副題はついていませんでした。

例えば、第3部は「第3部 空条承太郎 ―未来への遺産―」といった具合に、主人公の名前がメインに据えられていたのです。

現在私たちが当たり前のように使っている「ファントムブラッド」や「戦闘潮流」といった呼び名は、後に発売された画集や文庫版、そして2012年から始まったTVアニメシリーズによって、正式なタイトルとして世界中に浸透していきました。

この「後付け」でありながら、作品の本質を見事に射抜いたネーミングセンスこそ、ジョジョが時代を超えて愛される理由のひとつなのです。


第1部:ファントムブラッド(Phantom Blood)

記念すべき物語の幕開け、ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの邂逅を描いた第1部。

この副題を直訳すると「幻影の血脈」となります。

「血」が象徴する宿命

第1部において、キーワードとなるのは「血」と「仮面」です。

ディオが石仮面によって吸血鬼となり、人間の血を啜る怪物へと変貌する一方で、ジョナサンはジョースター家の高潔な血を絶やさぬよう、命を懸けて戦います。

「ファントム(幻影)」という言葉には、実体のない恐怖や、死してもなお続く因縁という意味が込められており、ディオという「悪の象徴」がジョースター家の歴史に影を落とし続けることを予感させる、秀逸なタイトルです。


第2部:戦闘潮流(Battle Tendency)

ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターが主人公となる第2部。

「波紋」という特殊能力を駆使し、人類の祖とも言える強大な敵「柱の男」たちに挑む物語です。

時代のうねりと戦いのリズム

「戦闘潮流」という言葉には、戦いが単なる衝突ではなく、時代の大きな流れ(トレンド・潮流)の一部であるという意味が込められています。

ジョセフの持ち味は、祖父のような愚直な正義感ではなく、相手の裏をかく「策士」としての振る舞いです。

激しく入れ替わる戦況、そしてメキシコからイタリア、スイスへと舞台を移しながら加速していく物語のテンポ感は、まさに「潮流」と呼ぶにふさわしい勢いを持っています。


第3部:スターダストクルセイダース(Stardust Crusaders)

ジョジョの人気を不動のものにした第3部。空条承太郎が仲間と共にエジプトを目指すロードムービー的な構成が特徴です。

この部から、超能力を具現化した「スタンド」が登場します。

星屑の騎士たちがゆく聖戦

「スターダスト(星屑)」は、ジョースター家の背中にある星型の痣を指しています。

そして「クルセイダース(十字軍)」は、復活した宿敵DIOを倒すために集まった、誇り高き一行を象徴しています。

エジプトまでの長い旅路、一人また一人と仲間が増え、そして欠けていく過酷な旅路は、まさに現代の聖戦(十字軍)そのもの。夜空に輝く星のように、儚くも強い光を放つ戦士たちの生き様を体現した副題です。


第4部:ダイヤモンドは砕けない(Diamond is Unbreakable)

舞台は一変して、日本の地方都市「杜王町」。東方仗助が、町に潜む不気味な殺人鬼に立ち向かう、日常と非日常が入り混じった傑作です。

黄金の精神は決して折れない

この副題は、仗助のスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」の名称とリンクしています。

ダイヤモンドは世界で最も硬い鉱物。しかし、ここで語られている「砕けない」ものとは、物質的な硬さではなく、杜王町の住人たちが持つ「黄金の精神」のことです。

たとえ恐怖に直面しても、仲間を守るために立ち上がる。その折れない心の美しさを、荒木先生はダイヤモンドという言葉に託しました。

ちなみに、このタイトルを英語にすると「Unbreakable(壊すことができない)」となり、よりその意志の強さが強調されます。


第5部:黄金の風(Golden Wind)

イタリアを舞台に、ギャングスターを目指す少年ジョルノ・ジョバァーナの戦いを描く第5部。

原題はイタリア語で「Vento Aureo」と表記されます。

暗闇の中を吹き抜ける希望

マフィアという、死と隣り合わせの裏社会。その中で、自らの信じる正義を貫こうとするブチャラティチームの姿は、淀んだ空気を一掃する「風」のようです。

「黄金」という言葉は、第4部から引き継がれた「黄金の精神」を指しており、たとえ過酷な運命が待ち受けていようとも、自らの意志で道を切り開くことの尊さが強調されています。

ジョルノが放つ「覚悟」という言葉の重みが、この副題にすべて集約されているのです。


第6部:ストーンオーシャン(Stone Ocean)

シリーズ初の女性主人公、空条徐倫が主役となる第6部。アメリカの刑務所「グリーン・ドルフィン・ストリート」を舞台にした、脱獄と因縁の決着の物語です。

自由を奪われた「石の海」からの脱出

「ストーンオーシャン」とは、直訳すると「石の海」。これは四方を壁と海に囲まれた刑務所そのものを指しています。

徐倫は物語の途中で、「この石の海から自由になる」と宣言します。

この副題には、物理的な監獄だけでなく、ジョースター家を縛り続けてきた「運命」という名の檻から解き放たれる、という意味も内包されています。物語の終盤で描かれる壮絶な展開を知ると、このタイトルの重みがより一層増して感じられるはずです。

もし、この物語の感動を大画面で味わいたいなら、Fire TV Stickなどを使って、アニメ版を一気見することをおすすめします。


第7部:スティール・ボール・ラン(Steel Ball Run)

これまでの世界観を一新し、19世紀のアメリカを舞台にしたパラレルワールド的な新章。

北米大陸を横断する、空前絶後の乗馬レースが描かれます。

鉄球と再生の物語

タイトルそのものがレース名になっていますが、「スティール・ボール(鉄球)」は、もう一人の主人公であるジャイロ・ツェペリが操る武器でもあります。

下半身不随となり、人生に絶望していたジョニィ・ジョースターが、ジャイロの放つ鉄球の「回転」に希望を見出し、再び自分の足で立ち上がろうとする。

これは、失ったものを取り戻すための「再生の物語」でもあります。広大なアメリカ大陸を駆け抜ける疾走感と、緻密な人間ドラマが見事に融合したタイトルです。


第8部:ジョジョリオン(JoJolion)

舞台は再び日本の杜王町へ。しかし、第4部とは異なる世界線の杜王町です。

記憶を失った青年・東方定助が、自分の正体を探るミステリー仕立ての物語となっています。

「祝福」という名の称号

「ジョジョリオン」という造語には、荒木先生の深いこだわりが詰まっています。

先生のインタビューによると、キリスト教の「エヴァンゲリオン(福音)」や、ギリシャ神話の「ピグマリオン」などから着想を得て、「-lion」という接尾辞をつけたそうです。

「リオン」には「存在」や「祝福」という意味が含まれており、この物語は「この世に生を受けたことへの祝福」をテーマにしています。自分は何者なのか?という問いに対する、ひとつの答えがこのタイトルに込められているのです。


第9部:The JOJOLands(ジョジョランズ)

そして現在連載中の最新作が、ハワイを舞台にした第9部『The JOJOLands』です。

ジョディオ・ジョースターという少年が、「仕組み(メカニズム)」を利用して大富豪を目指す物語。

複数形の「s」が意味するもの

これまでのタイトルと大きく異なるのは、「JOJOLands」と複数形になっている点です。

これは、舞台となるハワイ諸島という地理的な意味だけでなく、血統が交差する場所、あるいは「富」が集まる領域など、多層的な意味を持っていると考えられます。

物語はまだ序盤ですが、これまでのシリーズの集大成となるような予感を感じさせる、スケールの大きなタイトルです。最新話を追いかけたい方は、iPadなどのタブレットがあると、電子書籍での閲覧が非常に快適になります。


ジョジョの副題を順番に楽しむためのガイド

ジョジョの物語をこれから楽しもうとしている方にとって、どの順番で読むべきかは悩みの種かもしれません。

基本的には、第1部から順番に読んでいくのが「黄金の精神」を最も深く理解できるルートです。

読む順番と楽しみ方のコツ

  • 第1部〜第6部: 一つの大きなタイムライン。承太郎やディオの因縁を追うなら、ここまではセットで楽しむのが正解です。
  • 第7部〜第9部: 世界観がリセットされた新シリーズ。ここから読み始めても物語は理解できますが、過去作のオマージュを見つける楽しさは、全編読破した人だけの特権です。

作品を深く知るためには、公式の画集や設定資料集も欠かせません。荒木先生の色彩感覚やデザイン哲学に触れることで、副題が持つ美学がより立体的に見えてくるはずです。


まとめ:ジョジョの副題一覧と意味を徹底解説!各部のタイトルに込められた由来や順番は?

「ジョジョの奇妙な冒険」の各部に付けられた副題は、単なるラベルではありません。

それは、荒木飛呂彦先生が各章に込めた魂の叫びであり、読者に対するメッセージでもあります。

「血」の因縁から始まり、「風」のように自由に駆け抜け、最後には存在そのものを「祝福」する。この一連の流れを知ることで、ジョジョという作品が持つ芸術性はさらに輝きを増します。

最後に、今回紹介した副題をもう一度振り返ってみましょう。

  • 第1部:ファントムブラッド
  • 第2部:戦闘潮流
  • 第3部:スターダストクルセイダース
  • 第4部:ダイヤモンドは砕けない
  • 第5部:黄金の風
  • 第6部:ストーンオーシャン
  • 第7部:スティール・ボール・ラン
  • 第8部:ジョジョリオン
  • 第9部:The JOJOLands

どの副題も、その時代の空気感と、登場人物たちの熱い意志を反映した素晴らしいものばかりです。

この記事をきっかけに、改めてジョジョの世界にどっぷりと浸かってみてはいかがでしょうか? きっと、以前読んだときとは違う「新しい発見」があなたを待っているはずです。

「覚悟」を決めて、最高にハイな冒険へ出かけましょう!

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