【ジョジョ】嫌いなキャラランキングTOP10!読者が不快感を示す理由を徹底考察

ジョジョ
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『ジョジョの奇妙な冒険』という作品は、単なる勧善懲悪の物語ではありません。そこには、私たちの倫理観を激しく揺さぶる「邪悪」が息づいています。

「こいつだけは許せない」「見ているだけで虫唾が走る」――。そんな風に読者の感情を逆なでするキャラクターが登場するのは、作者である荒木飛呂彦先生の描写力が凄まじい証拠でもあります。

今回は、ネット上のファンの声やエピソードの胸糞悪さを独自に分析し、ジョジョの「嫌いなキャラランキング」を徹底考察しました。なぜ彼らがこれほどまでに忌み嫌われるのか、その正体に迫ります。


ランクインの基準:なぜ「嫌い」という感情が生まれるのか

ランキングに入る前に、ジョジョにおける「嫌われるキャラ」の共通点を整理しておきましょう。単に主人公の敵だから嫌われるわけではありません。ディオや吉良吉影のように、悪役であっても「カリスマ性」があればファンに愛されます。

しかし、以下の要素を持つキャラは、読者から純粋な嫌悪感を向けられがちです。

  • 社会的弱者をターゲットにする: 子供、老人、動物、あるいは自分を信頼している人間を平気で裏切る行為。
  • 精神的な小物感: 自分が優位な時は増長し、追い詰められると見苦しく命乞いをする浅ましさ。
  • 生理的な不快感: 容姿や言動が、生理的に「受け付けない」と感じさせる生理的嫌悪。

それでは、読者の心をざわつかせるランキングを見ていきましょう。


第10位:鋼入りの(スティーリー)ダン(第3部)

第3部エジプトへの旅の途中で登場したスティーリー・ダンは、「小者の極み」として語り継がれる存在です。

彼のスタンド「恋人(ラバーズ)」は、相手の脳内に侵入して人質に取るという卑劣な能力。これを利用して、最強の男である空条承太郎を自分の「下僕」として扱いました。

承太郎に靴を磨かせたり、自分の体を橋代わりにさせたりといった屈辱を強いる姿は、見ていて本当にストレスが溜まります。しかし、最後には承太郎から「ツケ」を払わされ、史上最長の肉弾戦で再起不能(リタイア)に。その際の見苦しい命乞いを含め、「嫌われるために生まれたキャラ」と言えるでしょう。

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第9位:アレッシー(第3部)

「えらいねぇ~」という独特の口癖が耳に残るアレッシー。彼の嫌われる理由は、その戦い方の卑怯さに集約されています。

彼のスタンド「セト神」は、触れた相手を若返らせる能力。彼はこれを使って、屈強な戦士を無力な子供(あるいは赤ん坊)に変え、抵抗できなくなったところを斧で襲うという、極めて陰湿な戦法を好みます。

「自分より弱い奴をいたぶるのが大好き」という性格が全面に出ており、大人の姿の時には逃げ回るくせに、相手が子供になると急に強気になる態度は、多くの読者に不快感を与えました。

第8位:シゲチー(矢安宮重清)(第4部)

シゲチーに関しては、嫌いという意見と「かわいそう」という意見で真っ二つに分かれる特殊なキャラクターです。

嫌われる主な要因は、その「強欲さ」と「図々しさ」です。宝くじの当選金を巡って仗助たちと揉めた際の、恩を仇で返すような態度は、見ていてイライラした読者も多いはず。また、その容姿や鼻水の描写など、生理的な苦手意識を持つ人も少なくありません。

ただし、彼の場合は最期の散り際があまりにも悲惨で、家族を守ろうとした意志が見えたため、物語全体を通すと「嫌いになれない」という着地をするファンも多いのが特徴です。

第7位:ジョニィ・ジョースター(第7部)

歴代主人公の中で、異色の「嫌われ」属性を持っているのがジョニィです。もちろん主人公としての人気は高いのですが、「性格に難がある」という点では群を抜いています。

彼はこれまでの黄金の精神を持つ主人公たちとは異なり、自分の目的(再び歩くこと)のためなら他人の犠牲を厭わない「漆黒の意志」を持っています。その利己的な振る舞いや、時折見せる冷酷な眼光、さらに「おねがいジャイロ、なんとかしてよ」という依存体質な一面が、一部の読者からは「主人公として共感できない」と敬遠される理由になっています。

第6位:岸辺露伴(第4部)

露伴先生もまた、熱狂的なファンとアンチが共存するキャラクターです。

彼が嫌われる理由は、徹底した「自己中心性」と「プライバシーの欠如」にあります。漫画のネタのためなら、他人の人生をヘブンズ・ドアーで読み解き、時には記憶を書き換えても罪悪感を抱かない。その傲慢な態度は、現実世界にいたら絶対に関わりたくないタイプでしょう。

仗助との確執や、自分の非を絶対に認めない性格など、クセが強すぎるがゆえに「受け付けない」という層が一定数存在します。

第5位:フォー・エニワン(第3部)

正式な名前はありませんが、ポルナレフの妹・シェリーを惨殺した「両手の右手の男」J・ガイル。彼は内面も外見も、純粋な「悪」として描かれています。

彼が嫌われるのは、その犯行内容の残忍さです。罪のない女性を暴行し、殺害したその動機には一片の美学もありません。さらに、母親であるエンヤ婆の愛情を盾にしているような歪んだ親子関係も、読者の嫌悪感に拍車をかけました。

第4位:ディアボロ(第5部)

第5部のボスでありながら、読者からの評価が厳しいのがディアボロです。

彼は自分の正体を隠すという「安心」のためだけに、実の娘であるトリッシュを殺そうとしました。この肉親に対する一切の愛情のなさが、彼のキャラクター性を決定づけています。

また、強大な能力を持ちながら、常に臆病なまでに用心深く、リスクを避けて影に隠れ続ける姿勢が、悪役としての「格」を下げていると感じる読者もいます。「帝王はこのディアボロだ」と豪語しながら、追い詰められるとパニックに陥るギャップも、小物感を際立たせてしまいました。

第3位:アルビノの赤ん坊を殺そうとした警官(第6部)

第6部の回想シーンに登場するこの名もなき警官は、ジョジョ史上でも屈指の「胸糞キャラ」として知られています。

彼は白人至上主義的な思想を持ち、権力を利用して、アルビノの赤ん坊(プッチ神父の弟)を殺害しようとしました。このエピソードはあまりにも救いがなく、現実的な人種差別や偏見がモチーフになっているため、ファンタジーとしての悪を超えた、生々しい嫌悪感を読者に与えます。

プッチ神父が「人類の救済」という極端な思想に走るきっかけとなったこの事件は、ジョジョにおける「人間の底知れぬ悪意」を象徴しています。

第2位:チョコラータ(第5部)

「吐き気を催す邪悪」という言葉が最も似合う男、それがチョコラータです。

彼はかつて医者でありながら、健康な患者を病気だと偽って手術し、わざと麻酔を弱めて苦しむ様子を観察して楽しむという、救いようのないサイコパスでした。スタンド能力「グリーン・ディ」も、無差別に生物を腐らせるという最悪の性能です。

ジョルノが彼を倒す際、普段は静かな怒りを燃やすタイプなのに、チョコラータに対してだけは執拗なまでに「無駄無駄」を叩き込んだシーンは、読者の気持ちを代弁していたと言えるでしょう。彼の悪には背景も悲しみもなく、ただ純粋な「加虐趣味」しかない点が、圧倒的な嫌われポイントです。

第1位:プッチ神父(第6部)

栄えある(?)第1位は、第6部の宿敵、エンリコ・プッチ神父です。

なぜ彼がチョコラータを抑えて1位なのか。それは、彼が「自分は正しいことをしている」と信じ込んでいるからです。

ウェザー・リポートの言葉を借りれば、彼は「自分が悪だと気づいていない、最も質の悪い邪悪」です。人類のために「天国」を目指すと称しながら、その過程でかつての友人や仲間を平気で犠牲にし、自分の都合の良いように運命を操作しようとします。

自分の罪を神の意志にすり替え、独善的な論理で世界を再構築しようとするその傲慢さは、対話が不可能な恐怖を感じさせます。読者にとっては、承太郎たちの物語を終わらせた張本人であるという点も、根深い嫌悪感の理由となっているようです。


嫌われるキャラこそが物語を輝かせる

ここまで「嫌いなキャラ」を挙げてきましたが、皮肉なことに、彼らの存在こそが『ジョジョの奇妙な冒険』を名作たらしめています。

読者がキャラクターに対して強い怒りや不快感を覚えるのは、それだけストーリーに没入している証拠です。チョコラータの邪悪さがあるからこそ、ジョルノの覚悟が光り、プッチ神父の独善があるからこそ、徐倫たちの黄金の精神がより崇高に見えるのです。

もしあなたが特定のキャラを「大嫌い」だと思っているなら、それは荒木先生の術中にはまっているのかもしれません。嫌悪感すらもエンターテインメントに昇華してしまうジョジョの魅力、改めて凄まじいものがありますね。

ジョジョの全巻を読み返して、自分なりの「邪悪」を再定義してみるのも面白いかもしれません。ジョジョの奇妙な冒険 全巻

【ジョジョ】嫌いなキャラランキングTOP10!読者が不快感を示す理由を徹底考察:まとめ

今回の考察を通じて、ジョジョにおける「嫌い」という感情には、複数のレイヤーがあることが分かりました。

  • 生理的な嫌悪感(アレッシー、チョコラータ)
  • 価値観の相違と傲慢さ(プッチ神父、岸辺露伴)
  • 弱さゆえの卑劣さ(スティーリー・ダン、ディアボロ)

これらのキャラクターは、私たちの現実世界に潜む「悪意」や「エゴ」を極端にデフォルメした鏡のような存在です。彼らを嫌うという行為は、私たちが何を大切にし、何を許せないと感じるかという「自分自身の倫理観」を再確認するプロセスでもあります。

あなたはどのキャラクターに最も不快感を感じましたか?そして、その理由は何だったでしょうか。コメントやSNSで、ぜひあなたの「ワースト・キャラクター」を教えてください。

ジョジョの深い世界観をより楽しむために、今回紹介したキャラたちの登場エピソードを改めてチェックしてみてください。きっと、初読時とは違う「嫌悪の理由」が見つかるはずです。

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