「ジョジョの奇妙な冒険」を読み進めていると、ふとした瞬間に「あれ、このキャラとあのキャラってどういう親戚なんだっけ?」と混乱することはありませんか?
100年以上の時を超えて描かれるジョースター家の物語は、まさに「血の宿命」の物語。世代をまたぐごとに家系図は広がり、時には隠し子や特殊な事情を持つ息子まで登場します。
今回は、第1部から最新シリーズまで、ジョジョの家族構成をスッキリ整理して解説します。この記事を読めば、キャラクター同士の意外なつながりが見えてきて、作品がもっと面白くなるはずです。
始まりは英国貴族!第1部ジョナサンとディオの奇妙な縁
ジョースター家の歴史は、19世紀のイギリスから始まります。すべての根源となるのは、清廉潔白な精神を持つジョナサン・ジョースターです。
- ジョナサン・ジョースタージョースター家の嫡男。父ジョージ・ジョースターI世の愛情を受けて育ちますが、養子として迎えられたディオ・ブランドーによって人生を狂わされます。
- ディオ・ブランドージョナサンの宿敵であり、後にジョースター家の肉体を乗っ取る存在。戸籍上はジョナサンの義兄弟ですが、この二人の歪んだ関係が、後の世代まで続くすべての元凶となります。
- エリナ・ペンドルトンジョナサンの妻。第1部のラストで、ジョナサンとの子を身ごもったまま、沈みゆく船から奇跡的に生還しました。彼女の強さがなければ、ジョースターの血筋はここで途絶えていたのです。
この「ジョナサン vs ディオ」という構図が、物理的な血縁を超えた「因縁の家族構成」の土台となっています。
波紋を継ぐ者たち!第2部ジョセフを取り巻く家族の絆
第2部の主人公ジョセフ・ジョースターは、ジョナサンの孫にあたります。ここでジョースター家はイギリスからアメリカ、そしてイタリアへと活動の幅を広げます。
- ジョージ・ジョースターII世ジョナサンとエリナの息子。空軍パイロットでしたが、若くして亡くなります。
- リサリサ(エリザベス)ジョセフの母親であり、波紋の師匠。実は第1部のラストでエリナに救われた赤ん坊が彼女です。数奇な運命を経てジョージII世と結婚しました。
- ジョセフ・ジョースター第2部の主人公。陽気で計算高い性格ですが、家族への愛は人一倍強い男です。イタリア人女性のスージーQと結婚し、後の世代へと血を繋ぎます。
第2部では「親子の再会」が裏のテーマとなっており、血のつながりが持つ力強さが強調されています。
世代交代と隠し子騒動!第3部から第4部の複雑な血統
第3部以降、物語は日本を舞台に含むようになり、家系図はさらに複雑化していきます。ここで重要になるのが、ジョセフの「元気すぎる」余生です。
- 空条承太郎第3部の主人公。ジョセフの娘・ホリィと、日本人ミュージシャンの空条貞夫の間に生まれた息子です。ジョセフにとっては孫にあたります。
- 東方仗助第4部の主人公。実はジョセフが60代の頃に、日本人女性・東方朋子と不倫して生まれた「隠し子」です。
- 承太郎から見ると、仗助は「年下の叔父」という奇妙な関係になります。
- ジョセフ(祖父世代)の子が、孫世代の承太郎よりも若いという逆転現象が起きているのがジョジョらしい面白さですね。
この「隠し子」という設定によって、ジョースターの血が日本に根付くことになりました。
宿敵の肉体が生んだ奇跡!第5部ジョルノの特殊な立ち位置
第5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナは、シリーズの中でも最も特殊な家族構成を持っています。
- ジョルノ・ジョバァーナ父親は宿敵であるDIO(ディオ)。しかし、当時のDIOはジョナサンの首から下の肉体を乗っ取っていました。
- 生物学的な父親:ジョナサン・ジョースター
- 精神的な父親:DIO
- ジョースター家との関係ジョルノの背中には、ジョースター家の証である「星のアザ」があります。彼はDIOの息子でありながら、ジョナサンの高潔な精神(黄金の精神)を受け継いでいるのです。
承太郎から見れば、ジョルノは「自分のおじいちゃん(ジョセフ)の叔父さん」に相当する、世代的にはかなり上の親戚ということになります。
血の宿命の完結!第6部空条徐倫と父娘の絆
第6部では、ふたたび直系の血筋にスポットが当たります。
- 空条徐倫承太郎の娘。ジョースター家直系の末裔です。
- 父娘の関係幼い頃から家を空けがちだった承太郎に対し、徐倫は反発していましたが、物語を通じて父の深い愛を知ることになります。
ジョナサンから始まった「ディオとの因縁」に終止符を打つべく戦う彼女の姿は、まさにジョースター家の家族構成の集大成と言えるでしょう。
新しい世界での物語!第7部から第9部のパラレル家系
第6部のラストを経て、物語の世界観は一新されます。第7部「スティール・ボール・ラン」からは、別の時間軸でのジョースター家が描かれます。
- ジョニィ・ジョースター(第7部)新世界におけるジョナサン的な存在。
- 東方理那ジョニィの妻。ここで「ジョースター家」と日本の「東方家」が正式に婚姻関係を結びます。
- 吉良吉影(第8部)新世界版の吉良は、ジョニィの末裔であり、ジョースターの血を引く善人として登場します。
- ジョディオ・ジョースター(第9部)最新作の主人公。ジョニィの血を継ぐ現代のジョースター家の一員です。
旧世界(1〜6部)とは設定が異なりますが、「家族の絆」と「受け継がれる精神」というテーマは共通しています。
ジョジョの家族構成を深く知るための関連アイテム
ジョジョの世界をより深く理解するには、原作漫画はもちろん、設定資料やアニメでの描写をチェックするのが一番です。
- 原作コミックスすべての基本はジョジョの奇妙な冒険にあります。各巻の巻末などに時折掲載される家系図は必見です。
- 画集・設定資料集荒木飛呂彦先生の美麗なイラストとともに家系図を網羅したJOJOVELLERなどは、ファンなら持っておきたい一冊です。
- アニメ版Blu-ray/DVD声優さんの演技によって、家族の絆がよりエモーショナルに伝わります。ジョジョ アニメで、世代を超えた声の共演を楽しむのもおすすめです。
まとめ:ジョジョの家系図を完全図解!歴代主人公の家族構成と複雑な血縁関係を徹底解説
ジョースター家の物語は、単なる能力バトルではなく、脈々と受け継がれる「血」の物語です。
1部のジョナサンから始まり、ジョセフの不倫による仗助の誕生、DIOの肉体から生まれたジョルノ、そして承太郎から徐倫へと託された意志。さらに新世界でのジョニィからジョディオへと続く流れ。
これらのジョジョ 家族 構成を理解することで、キャラクターが背負っている背景や、敵と対峙した時の決意の重さがより深く理解できるようになります。
家系図の複雑さこそが、この作品の厚みそのもの。もし途中で関係性がわからなくなったら、ぜひこの記事を読み返して、彼らが歩んできた「奇妙な冒険」の軌跡を再確認してみてください。

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