「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
この震えるほどクールな名セリフ、英語ではどう表現されているかご存知でしょうか。世界中で愛される『ジョジョの奇妙な冒険』、実は英語版(JoJo’s Bizarre Adventure)を使って英語を学ぶファンが急増しているんです。
好きな作品なら、分厚い参考書を開くよりもずっと楽しく、しかも「魂に響く」生きたフレーズが身につきます。今回は、ジョジョ英語版の入手方法から、海外版ならではの「名前の変更」というディープな裏話、そして英語学習に役立つポイントまで、グレートに解説していきます。
なぜ今「ジョジョ英語版」が熱いのか?その魅力と学習効果
ジョジョの物語は、イギリス、イタリア、アメリカ、エジプトと世界中を舞台にしています。もともと無国籍でハイセンスな世界観を持つ作品なので、英語との親和性が抜群に高いんです。
特に第3部の承太郎や第5部のジョルノたちのセリフは、短くてインパクトが強く、記憶に残りやすいものばかり。英語学習において「感情を乗せて発音する」ことは非常に重要ですが、ジョジョのセリフなら自然と熱が入りますよね。
また、英語版のコミックスは装丁が非常に豪華で、所有欲を満たしてくれるのも魅力の一つです。日本の新書サイズとは違い、大判のハードカバーで出版されていることが多く、インテリアとして飾っておくだけでも「最高にハイ!」な気分になれます。
どこで買う?ジョジョ英語版のコミックスとアニメ視聴方法
「英語版を読んでみたいけれど、どこで手に入るの?」という方のために、主な入手ルートを整理しました。
1. 海外版コミックス(Manga)を手に入れる
北米では「VIZ Media」という出版社が公式ライセンスを持って展開しています。日本で一般的なペーパーバック形式ではなく、JoJo's Bizarre Adventure: Part 1--Phantom Blood, Vol. 1のようなハードカバー仕様が主流です。
- Amazon.co.jp(アマゾンジャパン):検索窓で「JoJo’s Bizarre Adventure Manga」と入力すれば、多くの洋書版がヒットします。日本のアマゾンから手軽に注文できるのが最大のメリットです。
- Kindle版(電子書籍):「場所を取りたくない」「辞書機能を使ってサクサク読みたい」という方にはKindleがおすすめ。わからない単語を長押しするだけで意味が表示されるので、英語初心者には一番優しい選択肢と言えるでしょう。
2. アニメで英語を浴びる(Streaming)
耳から英語を入れたいなら、動画配信サービスを活用しましょう。
- Netflix(ネットフリックス):日本国内のNetflixでも、音声設定を「English」、字幕を「English」に変更することで、英語吹き替え版を楽しむことができます。特に第6部「ストーンオーシャン」はNetflixで全世界配信されているため、クオリティの高い英語音声が用意されています。
3. 公式の学習参考書を活用する
「いきなり洋書はハードルが高い」という方には、集英社から発売されている「ジョジョの奇妙な冒険」で英語をたっぷり学ぶッ!が最適です。名シーンを題材に、文法解説やネイティブならどう言うかといったポイントが丁寧にまとめられています。
衝撃の事実!英語版でスタンド名が変わる理由とは?
ジョジョ英語版を読み進めると、ある違和感に気づくはずです。「あれ?クレイジー・ダイヤモンドって呼んでないぞ?」と。
実は、ジョジョのスタンド名の多くは実在の洋楽アーティストや楽曲名に由来しています。日本では「オマージュ」として許容されていても、商標権や著作権に非常に厳しい欧米市場では、そのままの名前で販売することが法的に難しいのです。
そのため、英語版では「音の響きが似ている名前」や「能力を連想させる名前」にローカライズ(改変)されています。
代表的なスタンド名の変更例
- クレイジー・ダイヤモンド(Crazy Diamond)→ Shining Diamond(シャイニング・ダイヤモンド)「Shine on You Crazy Diamond」という元ネタの曲名から、別の単語を拾っています。
- キラークイーン(Killer Queen)→ Deadly Queen(デッドリー・クイーン)「殺人」を「致命的」と言い換えています。響きは近いですね。
- ゴールド・エクスペリエンス(Gold Experience)→ Golden Wind(ゴールデン・ウィンド)第5部のサブタイトルそのものになっています。
- スティッキィ・フィンガーズ(Sticky Fingers)→ Zipper Man(ジッパーマン)これはファンの間で「あまりにも直球すぎる」とネタにされることが多い変更です。
- ダーティー・ディーズ・ダン・ダート・チープ(D4C)→ Filthy Acts At A Reasonable Price直訳すると「妥当な価格で行われる不潔な行為」。あまりに説明的な名前が逆に面白いと、海外のミーム(ネタ)として定着しています。
こうした「名前の違い」を探すのも、英語版ならではの楽しみ方です。
魂に刻め!英語版ジョジョのしびれる名言・フレーズ集
では、実際に作中で使われている英語表現を見てみましょう。日本語のニュアンスがどう翻訳されているかを知ることで、単語の使い方が深く理解できます。
「そこにシビれる!あこがれるゥ!」
ディオの悪逆非道っぷりに取り巻きが放ったあの名言。
英語版(アニメ版など)では、“He’s incredible! He’s the best!” や “You’re the man!” といった表現が使われます。直訳よりも「おまえは最高だぜ!」というノリを重視した翻訳になっています。
「『覚悟』とは…………暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!」
第5部ジョルノの気高いセリフ。
“Resolve is to carve out a path through the dark, desolate wasteland!”
「Resolve(覚悟・決意)」や「Carve out(切り開く)」という単語が使われており、非常に力強い響きです。
「やれやれだぜ」
承太郎の決め台詞。
“Good grief.”
これはスヌーピーなどで有名な表現ですが、承太郎が言うと「まったく、困ったもんだ」というクールでタフなニュアンスが際立ちます。
「無駄無駄無駄無駄!!」
ディオやジョルノのラッシュ。
“Muda Muda Muda!”
驚くべきことに、これは英語に訳されずそのまま「Muda」として通じることが多いです。今や「Muda」は世界のジョジョファン共通の言語になっています。
英語学習としてのジョジョ:注意点とコツ
ジョジョ英語版は素晴らしい教材ですが、いくつか注意点もあります。
まず、ジョジョのキャラクターは基本的に「口が悪い」です。承太郎の言葉遣いをそのままビジネスシーンで使うと大変なことになります。あくまで「感情表現」や「強調の仕方」を学ぶためのものと割り切りましょう。
学習のコツとしては、まずは日本語で内容を完璧に知っているエピソードから読み始めることです。ストーリーを追う必要がないため、英語の表現だけに集中できます。また、音読は必須です。ブチャラティの「アリーヴェデルチ(さよならだ)」を英語のセリフと混ぜて叫ぶのは、最高のアウトプット訓練になります。
まとめ:ジョジョ英語版で漫画・アニメの購入方法と特有の英語表現・変更点を徹底解説
いかがでしたでしょうか。
『ジョジョの奇妙な冒険』の英語版は、単なる翻訳版の枠を超えた、一つの新しいエンターテインメントです。豪華な装丁のJoJo's Bizarre Adventureを手に取り、ページをめくれば、そこには日本語版とはまた違った熱量を持つ世界が広がっています。
スタンド名の不思議な変更にニヤリとし、承太郎の「Good grief」にしびれ、ジョルノの「Resolve」に学ぶ。そんな「ジョジョ英語」の道は、あなたの英語学習をより刺激的なものに変えてくれるはずです。
まずは気になる巻を1冊、あるいはNetflixの音声設定をポチッと切り替えるところから始めてみませんか?
「勇気」とは「怖さを知る」こと……!
英語という未知の荒野に、あなただけの道を切り開いていきましょう。


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