「おまえ……この中に入ったのか? この『杜王町』の中に……」
ジョジョファンなら誰もが一度は憧れる舞台、S市杜王町。そのモデルが宮城県仙台市であることは、もはやファンの間では常識ですよね。原作者・荒木飛呂彦先生の出身地ということもあり、市内には作品の息吹を感じるスポットがいたるところに点在しています。
せっかく宮城に行くのなら、ただの観光ではもったいない!スタンド使いが角の向こうに潜んでいそうな、あの独特の空気感を味わい尽くす「聖地巡礼」に出かけてみませんか?
今回は、初めて仙台を訪れる方でも迷わず回れる、効率的なおすすめルートと必見スポットを徹底解説します。
杜の都は「杜王町」そのもの!巡礼前に知っておきたい基礎知識
仙台駅に降り立った瞬間から、あなたの冒険は始まっています。仙台は古くから「杜の都」と呼ばれており、作中の「杜王町」という名前の由来もここからきています。
第4部『ダイヤモンドは砕けない』、そして第8部『ジョジョリオン』。この二つの物語のベースとなった街並みを歩くと、マンガやアニメで見た景色が現実とリンクする不思議な感覚に陥るはずです。
巡礼を楽しむコツは、地下鉄の一日乗車券を手に入れること。仙台市営地下鉄の南北線と東西線を駆使すれば、主要なスポットのほとんどを効率よく制覇できますよ。
1. 吉良吉影の領収書が手に入る?老舗履物店「むかでや」
まず絶対に向かってほしいのが、一番町商店街にある「むかでや」です。
ここは、殺人鬼・吉良吉影がボタンの修理を依頼した「靴のムカデ屋」のモデルとなったお店。現実の「むかでや」は、明治時代から続く歴史ある履物店で、美しい着物や和装小物が並ぶ落ち着いた空間です。
- ファンへの神対応実はこちらのお店、店主様が非常にジョジョファンに理解があり、買い物をすると「吉良吉影」宛の領収書を切ってくれることで有名なんです。
- 店内の展示2階へ上がる階段付近や店内には、荒木先生のサインやジョジョ関連のグッズが大切に飾られています。
もちろん、普通にお買い物を楽しむお客さまもいらっしゃるので、マナーを守って「サンジェルマンの袋」を持った気分で訪れてみてくださいね。
2. 承太郎が滞在した「杜王グランドホテル」の面影を探して
広瀬通りを歩いていると、ひときわ重厚なオーラを放つ建物が見えてきます。それが「江陽グランドホテル」です。ここは、空条承太郎が杜王町滞在中に拠点としていた「杜王グランドホテル」のモデルとされています。
- 豪華なロビーと内装一歩足を踏み入れると、そこにはクラシカルで豪華な空間が広がっています。承太郎が窓際でヒトデの研究をしていた、あの部屋のモデルを想像せずにはいられません。
- 宿泊して承太郎気分に浸るせっかくの旅行なら、ここに一泊して「やれやれだぜ」と呟きながらバスローブに身を包む……なんて贅沢な楽しみ方もアリですね。
3. ハイエロファントグリーンの輝き?花京院エリアの地名巡り
第3部の人気キャラクター、花京院典明。彼の名字の由来となったのが、仙台駅のすぐ北側にある「花京院(かきょういん)」という地名です。
- 花京院通郵便局このエリアにある郵便局は、ビル全体が緑色のガラス張り。その姿はまさに、花京院のスタンド「ハイエロファントグリーン」を彷彿とさせます。
- 花京院緑地静かな公園ですが、名前の響きだけでファンにはたまらないスポット。地名看板と一緒に写真を撮るのが定番の楽しみ方です。
ちなみに、近くには広瀬康一の由来となった「広瀬通り」や「広瀬川」もあり、街全体がキャラクター名で溢れていることに気づくはずです。
4. 定禅寺通りのケヤキ並木と「ジョジョ立ち」の彫像
仙台のメインストリートである「定禅寺(じょうぜんじ)通り」は、杜王町の景観そのもの。仗助たちが登下校で歩いていそうな、美しいケヤキ並木が続いています。
- 彫像のポージングに注目遊歩道にはいくつかのブロンズ像が設置されていますが、その立ち姿がどう見ても「ジョジョ立ち」にしか見えない瞬間があります。特にイタリアの彫刻家エミリオ・グレコによる「夏の思い出」は必見です。
- 仗助の住所を探せ?作中で東方仗助の住所は「定禅寺1の6」とされています。実際の住所とは少し異なりますが、この通りを歩けば、杜王町が実在しているかのような錯覚を楽しめます。
5. あの鉄塔が実在する?ミヤテレタワーの圧倒的存在感
第4部で強烈な印象を残した「鉄塔に住む男」。そのモデルではないかと言われているのが、大年寺山に立つ「ミヤテレタワー」などの電波塔群です。
- 市内のどこからでも見えるランドマーク仙台市内を歩いていると、山の上に巨大なタワーが見えることがよくあります。夜になるとライトアップされ、その姿はまさに「スーパーフライ」。
- 遠目から眺めるのが通実際に登ることはできませんが、杜王町の異質なランドマークとして、背景に入れて写真を撮るのがおすすめです。
6. 休憩は「ごま蜜だんご」のモデル、ごま摺り団子で決まり
たくさん歩いてお腹が空いたら、第8部『ジョジョリオン』に登場したあのスイーツを探しましょう。
- ごま摺り団子の衝撃定助が食べた「ごま蜜だんご」。そのモデルとされるのが、岩手県に本店があり仙台駅でも購入可能なごま摺り団子です。
- 食べ方の注意点作中でのアドバイス通り、一口で食べないと中の黒ごま蜜が「ピピッ」と飛び出します。前歯で噛むのは厳禁ですよ!
旅の持ち物チェック!巡礼をより快適にするアイテム
聖地巡礼は意外と歩きます。快適な旅にするために、以下のアイテムを準備しておくと安心です。
- モバイルバッテリー地図アプリやカメラを多用するので、Anker モバイルバッテリーは必須です。
- 歩きやすい靴坂道や商店街を練り歩くため、ニューバランス スニーカーのようなクッション性の高い靴を選びましょう。
- インスタントカメラあえてチェキで撮影すると、日常の裏側にある杜王町の不思議な雰囲気がより際立ちます。
ジョジョの聖地・宮城を遊び尽くす!杜王町のモデルを巡るおすすめ観光ルートと見どころ解説・まとめ
宮城県仙台市は、ファンにとってのエルドラド(黄金郷)。街の至る所に散りばめられた「ジョジョの断片」を拾い集める旅は、他のどんな観光地よりもエキサイティングな体験になるはずです。
最後に、効率的なルートをおさらいしておきましょう。
- 仙台駅に到着したら、まずは駅構内で**「ごま摺り団子」**をチェック。
- 徒歩で花京院エリアへ向かい、地名の由来を肌で感じる。
- 地下鉄で広瀬通へ移動し、江陽グランドホテルの外観を堪能。
- 一番町商店街の**「むかでや」**で、一生の宝物になる領収書を手に入れる。
- 定禅寺通りのケヤキ並木を歩き、彫像のポーズを真似してみる。
この街には、奇妙なほど温かいホスピタリティと、作品への愛が溢れています。あなたもぜひ、黄金の精神を胸に、宮城・杜王町の風を感じに行ってみてください!
「グレートですよ、こいつはぁ」と言いたくなるような最高の旅が、あなたを待っています。
今回の旅の思い出を記録するために、トラベラーズノートを一冊持っていくのも素敵ですね。訪れたスポットのスタンプを押したり、領収書を貼り付けたりして、自分だけの「杜王町観察日記」を完成させてみてはいかがでしょうか?

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