「ジョジョの奇妙な冒険」というタイトルを聞いたことがない人はいないでしょう。でも、いざ「漫画を読んでみよう!」と思っても、その圧倒的な巻数と歴史の長さに、どこから手をつければいいのか迷ってしまいますよね。
「1部から読まないと話が通じないの?」
「アニメを見たけれど、漫画の続きはどこから?」
「スピンオフの『岸辺露伴』はいつ読むのが正解?」
そんな疑問を抱えているあなたのために、今回はジョジョを愛してやまない筆者が、ジョジョの漫画を読む順番を徹底的にガイドします。初心者から玄人まで、最高に「ハイ!」になれる読み方を見つけてくださいね。
なぜ「ジョジョの漫画を読む順番」が重要なのか
ジョジョの物語は、一族の数世代にわたる「血の宿命」を描いています。第1部で起きた出来事が、100年後の第3部や、さらに先の第6部にまで影響を及ぼす。この「繋がり」こそが、ジョジョという作品の最大の魅力です。
もちろん、どの部から読んでも一つの物語として完結はしていますが、順番を守ることで伏線回収の快感やキャラクターへの愛着が何倍にも膨れ上がります。まずは基本となる全9部の構成をおさらいしておきましょう。
基本のキ!ジョジョ全9部の時系列と特徴
ジョジョの物語は、大きく分けると「第1部〜第6部」までのひとまとまりと、「第7部〜第9部」の新しい世界観に分かれます。
第1部:ファントムブラッド(1880年代・イギリス)
すべての始まりです。英国貴族のジョナサン・ジョースターと、野心を抱くディオ・ブランドーの因縁が描かれます。まだ特殊能力「スタンド」は登場せず、呼吸法による「波紋」で戦う吸血鬼ハンター的なストーリーです。
第2部:戦闘潮流(1938年・アメリカ他)
ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターが主人公。とにかくチャラくて頭の回転が速いジョセフの心理戦が最高に面白い!人類の天敵「柱の男」との決戦は、今読んでも手に汗握ります。
第3部:スターダストクルセイダース(1980年代末・日本〜エジプト)
ここでついに「スタンド」が登場します。ジョセフの孫、空条承太郎が仲間と共にエジプトを目指すロードムービー。ジョジョを世に知らしめた金字塔的な部で、敵も味方も個性が爆発しています。
第4部:ダイヤモンドは砕けない(1999年・日本 杜王町)
一転して、日本の地方都市が舞台。ジョセフの隠し子、東方仗助が主人公です。日常に潜む殺人鬼を追うサスペンス要素が強く、街全体が生きているような温かさと不気味さが同居しています。
第5部:黄金の風(2001年・イタリア)
ディオの息子(!)であるジョルノ・ジョバァーナが主人公。ギャングの世界でのし上がる若者たちの群像劇です。チームの絆や「覚悟」を問う名セリフが多く、ビジュアルのスタイリッシュさも群を抜いています。
第6部:ストーンオーシャン(2011年・アメリカ 監獄)
シリーズ初の女性主人公、空条徐倫が登場。承太郎の娘である彼女が、無実の罪で投獄された刑務所から脱獄を目指します。第1部から続く宿命がついに結末を迎える、衝撃のラストは必読です。
第7部:スティール・ボール・ラン(1890年・アメリカ横断)
ここから世界観が一新されます。北米大陸を馬で横断するレースを描く物語。ジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリの友情、そして「回転」の技術。青年誌に移籍したことで、より深みのある人間ドラマが展開されます。
第8部:ジョジョリオン(2011年・日本 杜王町)
再び杜王町が舞台ですが、第4部とはパラレルな関係。震災後の町に現れた記憶喪失の青年、東方定助が自分の正体を探るミステリー。呪いを解くための戦いが描かれます。
第9部:The JOJOLands(現代・ハワイ)
現在進行形で連載中の最新作。ハワイに住む少年ジョディオ・ジョースターが、「大富豪になる」という野望を抱いて不可思議な強奪作戦に挑みます。最新のジョジョ体験をリアルタイムで追いかけるチャンスです。
迷ったらこれ!おすすめの読み方3選
「順番はわかったけれど、結局どこから入るのが一番いいの?」という声にお答えして、タイプ別の読み方プランを提案します。
1. 完璧主義なあなたへ:王道の1部から刊行順ルート
迷わず第1部の第1巻から読み始めてください。初期の劇画チックな絵柄が、次第に洗練され、やがて芸術的な美しさへと進化していく過程を見守れるのは、1部から読む人だけの特権です。物語の重みが違います。
2. まずは面白さを知りたいあなたへ:3部スタートのショートカット
ジョジョの代名詞である「スタンドバトル」から入りたいなら、第3部から読むのもアリです。3部を読んで「面白い!」と思ったら、そのルーツである1部・2部に戻る。この読み方でも十分に物語の文脈は理解できます。
3. 絵柄の好みを優先したいあなたへ:7部からの新世界ルート
1部〜6部までの知識がなくても楽しめるのが第7部『スティール・ボール・ラン』です。馬術、レース、スタンド。非常に高い完成度を誇るため、ここから入って「荒木飛呂彦ワールド」にどっぷり浸かってから、過去作を漁るファンも実は多いんです。
スピンオフやアニメとの付き合い方
漫画を読む順番を考える上で外せないのが、スピンオフ作品の存在です。
特に岸辺露伴は動かないは、ドラマ化や映画化もされており大人気ですよね。この作品をいつ読むかですが、基本的には**「第4部を読み終えた後」**であれば、いつでも大丈夫です。露伴というキャラクターの性格を知っている状態で読むのが一番楽しめます。
また、「アニメで見たから漫画はいいや」と思っている方、それは非常にもったいない!漫画ならではの独特な擬音表現(メメタァ、ズキュウウウンなど)や、コマ割りによるスピード感、そしてアニメではカットされがちな細かい心理描写は、原作漫画でしか味わえません。
アニメ派の方も、ぜひKindleなどでデジタルカラー版をチェックしてみてください。ジョジョ特有のサイケデリックな色使いが再現されていて、没入感がすごいですよ。
電子書籍か、紙の単行本か?
ジョジョを集める際、もう一つの悩みどころが「どの版を買うか」ですよね。
- ジャンプコミックス(新書版): 当時の熱量を感じたいならこれ。
- 文庫版: コンパクトに、かつ安く揃えたいならこれ。
- ジョジョニウム(完全版): 大判でカラーページも収録。表紙の描き下ろしが美麗すぎます。
- デジタル版(カラー): 初心者に一番おすすめ。スタンドの能力が色で判別しやすく、複雑なバトルもスッと頭に入ってきます。
スマホやタブレットで読むならFire HD 10などのタブレットがあると、迫力の見開きページを堪能できます。
まとめ:ジョジョの漫画を読む順番はあなたの「知的好奇心」次第
さて、ここまでジョジョの漫画を読む順番について詳しく解説してきました。
長大な物語ですが、一度足を踏み入れれば、そこには他の漫画では決して味わえない「黄金の精神」と、予測不能なバトルの連続が待っています。
- 重厚な歴史を感じたいなら 第1部 から。
- 王道のバトルを楽しみたいなら 第3部 から。
- 至高の人間ドラマを味わいたいなら 第7部 から。
あなたの直感に従って、最初の1ページをめくってみてください。その瞬間から、あなたの日常はジョジョ色に染まり始めるはずです。
「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
そんな名セリフを胸に、さあ、ジョジョの奇妙な冒険へと旅立ちましょう!

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