【ジョジョ第5部】ソフト・マシーンの能力は?元ネタや攻略の鍵を徹底解説!

ジョジョ
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『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』。イタリアを舞台に、ギャングの抗争と熱い人間ドラマが描かれるこのシリーズにおいて、物語序盤に圧倒的な絶望感を叩きつけてきたスタンドを覚えていますか?

そう、マリオ・ズッケェロが操るソフト・マシーンです。

一見すると地味な「ペシャンコにする」という能力。しかし、その使い道と本体の執念が組み合わさったとき、ブチャラティ一行は全滅寸前まで追い込まれました。今回は、この不気味でトリッキーなスタンド、ソフト・マシーンの正体を深掘りしていきます。


姿なき襲撃者!ソフト・マシーンの基本スペックと不気味なビジョン

まずは、ソフト・マシーンというスタンドの「見た目」と「基本性能」をおさらいしましょう。

このスタンド、見た目からしてかなり異質です。頭部は機械的でありながら、どこか中世の騎士を思わせるフォルム。そして最大の特徴は、手に持った細身の剣(レイピア)です。この剣こそが、数々の不可解な現象を引き起こす元凶となります。

スタンドのステータスを見てみると、破壊力は「A」と非常に高い数値を持っています。しかし、劇中ではオラオララッシュのような直接的な殴り合いはほとんど見せませんでした。むしろ、射程距離「E」という短さを、持ち前の特殊能力でカバーする「暗殺特化型」の立ち回りが目立ちます。

ジョジョの世界において、射程が短いということは、それだけ本体が近くに潜んでいるということ。姿が見えないのに本体がすぐそばにいる。この状況こそが、読者や登場人物たちに最大の恐怖を与えたのです。


触れたものを薄くする!「ペシャンコ」能力の驚異的な応用力

ソフト・マシーンの能力をひと言で表すなら、「レイピアで突いた対象の空気を抜き、ペシャンコにする」というものです。

まるでゴム風船の空気を抜くように、人間も、無機物も、すべてを薄い膜のような状態に変えてしまいます。この能力の恐ろしい点は、以下の3つに集約されます。

1. 生死を問わず無力化する

レイピアで一突きされれば、どれほど強靭な肉体を持つスタンド使いでも、即座に薄っぺらなシート状になってしまいます。この状態になると自力での反撃はほぼ不可能です。ブチャラティたちが一人、また一人と消えていったのは、この「一撃必殺」の無力化能力があったからこそです。

2. 狭い隙間への侵入と移動

ペシャンコになった対象は、排水溝の隙間やパイプの中など、通常では考えられない場所を通り抜けることができます。本体のズッケェロ自身も自分の体を薄くすることで、船の構造の隙間に身を隠していました。

3. 「重ね合わせ」という最大のトリック

この能力が最も輝いたのが、カプリ島へ向かう船上での戦いでした。ズッケェロはあらかじめ「もう一隻の船」をペシャンコにしておき、それを本物の船にぴったりと重ね合わせていたのです。

私たちが普段使っているスマートフォン、例えば iPhone に保護フィルムを貼るような感覚で、船の上に船を被せる。これにより、敵からは決して見えない「隙間空間」を作り出し、そこから一方的に攻撃を仕掛けるという、極めて知的な戦術を展開しました。


本体マリオ・ズッケェロの執念と「アバ茶」への繋がり

ソフト・マシーンを操る本体、マリオ・ズッケェロ。彼はパッショーネの構成員であり、ポルポが隠したとされる莫大な遺産を狙って現れました。

彼のキャラクターを一言で言うなら「プロの根性」です。ブチャラティたちがカプリ島へ向かうまでの間、彼は船の外側にへばりつき、ずっと機会を伺っていました。海の上で、しかも高速で移動する船にしがみつき続ける。その執念は、まさにギャングそのものです。

また、ズッケェロといえば、ジョジョファンの間で語り草となっている「アバ茶」のシーンを避けては通れません。

新入りのジョルノを試すためにアバッキオが仕掛けた、あの衝撃的な洗礼。あの直後にズッケェロの襲撃が本格化したことで、物語の緊張感は一気に加速しました。ある意味で、彼は第5部の「チームの連帯感」や「アバッキオの覚悟」を引き出すための、重要な狂言回しの役割も担っていたと言えるでしょう。


名前が示す音楽的背景。元ネタのバンド「ソフト・マシーン」

ジョジョのスタンド名には必ずと言っていいほど洋楽の元ネタがありますが、ソフト・マシーンも例外ではありません。

その由来となったのは、1960年代後半に結成されたイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド「Soft Machine」です。彼らの音楽は、サイケデリックなロックから始まり、次第にジャズ・フュージョンの色彩を強めていく、非常に実験的で複雑なものでした。

スタンドの「ソフト・マシーン」が持つ、どこか捉えどころのない、スルスルと形を変えて忍び寄る不気味さは、このバンドが奏でる変拍子や浮遊感のあるサウンドに通じるものがあります。

ちなみに、バンド名のさらに元を辿ると、作家ウィリアム・バロウズの小説に辿り着きます。人体を一つの「柔らかい機械」として捉えるその視点は、ジョジョにおける「スタンド(生命エネルギーの像)」という概念とも、どこか共鳴しているように感じられませんか?


攻略の鍵はどこに?ブチャラティが見抜いた空間の違和感

無敵に思えたソフト・マシーンの能力ですが、最終的にはブチャラティの機転によって破られました。

攻略の最大のポイントは「違和感」です。

  • 仲間が消えた場所に不自然な跡が残っている。
  • 船の構造上、ありえない場所に隙間がある。
  • 二重に重なった「膜」の存在に気づく。

ブチャラティは、自身のスタンド「スティッキィ・フィンガーズ」で船にジッパーを付け、その内部を物理的に切り開くことで、隠されていた「二層目の空間」を暴き出しました。

ソフト・マシーンの弱点は、一度そのトリック(重ね合わせ)がバレてしまうと、近距離パワー型としての真っ向勝負に持ち込まれやすい点にあります。ズッケェロ自身の戦闘技術も低くはありませんでしたが、ブチャラティの圧倒的な覚悟と格闘能力の前では、隠れ場所を失ったネズミ同然となってしまったのです。


現代の視点で考えるソフト・マシーンの「強さ」

もし現代にソフト・マシーンがいたら、どのような脅威になるでしょうか。

例えば、物理的なセキュリティが厳重な場所でも、空気孔や配線ダクトを通り抜けて侵入できてしまいます。情報を記録したデバイス、例えば USBメモリ などをペシャンコにして持ち運ぶことも容易でしょう。

戦闘においても、混雑した街中や狭い室内であれば、ソフト・マシーンの「姿を見せずに標的を無力化する」特性は、第5部随一の暗殺適性を持っていると言えます。リゾット率いる暗殺チームに彼がいたら、物語はもっと早く、もっと残酷な結末を迎えていたかもしれません。


【ジョジョ第5部】ソフト・マシーンの能力は?元ネタや攻略の鍵を徹底解説!:おわりに

ソフト・マシーン戦は、第5部の醍醐味である「能力の謎解き」が凝縮された素晴らしいエピソードでした。

単に力が強いほうが勝つのではなく、相手の能力の正体を突き止め、その裏をかく。ジョルノの冷静な分析、アバッキオの決死の捜査、そしてブチャラティのトドメ。チームが一丸となって「姿なき敵」を追い詰めるプロセスは、何度読み返しても鳥肌が立ちます。

「ペシャンコにする」というシンプルなアイデアを、ここまでスリリングなサスペンスに昇華させた荒木飛呂彦先生の発想力には脱帽するしかありません。

皆さんも、次に海へ出て船に乗る機会があれば、ふと足元を確認してみてください。もしかしたら、その甲板の下には、もう一隻の「薄い船」が重なっているかもしれませんよ。

もし、ソフト・マシーンの戦いをもっと高画質で楽しみたいなら、アニメ版の第5部をチェックするのもおすすめです。音楽と演出が加わることで、ズッケェロの不気味さと、ブチャラティの格好良さがより一層際立っています。

ジョジョの世界は、知れば知るほど新しい発見があります。ソフト・マシーンという「柔らかい機械」の恐怖を、ぜひもう一度、原作やアニメで味わってみてください!

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