「最近、更新が止まっている気がするけど、もしかして打ち切り?」
「大好きな作品だから、続きが読めないのは辛すぎる……」
そんな不安を抱えているファンの方も多いのではないでしょうか。七尾ナナキ先生が描く壮大なファンタジー『異剣戦記ヴェルンディオ』。前作『Helck(ヘルク)』からのファンも多く、その独特な世界観に魅了されている人が後を絶ちません。
しかし、ネットで検索すると不穏な「打ち切り」という文字が並ぶことがあります。結論からお伝えしましょう。
『異剣戦記ヴェルンディオ』は打ち切りになっていません!
現在は新章となる「第2章」が元気に連載されています。では、なぜここまで「打ち切り」という噂が広まってしまったのか。そして休載の裏側にはどんな事情があったのか。気になる最新情報を詳しく紐解いていきます。
異剣戦記ヴェルンディオが打ち切りと勘違いされた理由
まず、なぜ「打ち切り」なんていう悲しい噂が流れてしまったのでしょうか。これにはいくつかのタイミングと、読者の心理が関係しています。
第1章完結による長期の節目
最大の要因は、物語の大きな区切りである「第1章」が完結した際、次のエピソードが始まるまでに長い準備期間があったことです。通常、週刊連載や隔週連載に慣れている読者からすると、数ヶ月、半年と更新が止まれば「このまま終わってしまうのではないか」と不安になるのは自然なことですよね。
特に本作は、物語の核心に迫る伏線が大量にばらまかれた状態で第1章が幕を閉じたため、「ここで終わったら未回収すぎて打ち切りに違いない」という推測を呼んでしまったようです。
検索エンジンのサジェスト機能
Googleなどの検索窓に作品名を入れると、よく一緒に調べられている単語として「打ち切り」が表示されることがあります。これは実際に打ち切られたからではなく、「打ち切りなの?と心配して調べた人が多い」ために表示される仕組みです。この検索予測を見た人がさらに「え、打ち切りなの!?」と驚いてクリックするループが、噂を増幅させてしまった側面があります。
前作との比較による過度な期待
前作『Helck』が完璧な大団円を迎えた名作だっただけに、新作である本作に対しても読者のハードルは非常に高くなっていました。第1章の序盤はあえて「ゆるい」空気感で進んでいたため、そのスロースターターな展開を「人気低迷による打ち切りの予兆」と深読みしすぎた層もいたのかもしれません。
休載の真相と作者・七尾ナナキ先生の状況
「打ち切りではない」と分かっても、次に気になるのは「なぜあんなに長く休んでいたのか」という点ですよね。公式の発表やこれまでの経緯から、その裏側を探ってみましょう。
圧倒的な描き込みと単行本作業
七尾先生の作品を読めばわかりますが、背景の書き込みやキャラクターの表情、戦闘シーンの迫力が凄まじいですよね。特に単行本化にあたっては、WEB連載時よりもさらにクオリティを上げるための加筆修正が行われます。
異剣戦記ヴェルンディオの単行本を開いてみると分かりますが、その密度は凄まじいものがあります。第1章が完結したタイミングで、これまでの単行本作業を集中して行い、物語の質を担保するための時間が必要だったというのが大きな理由の一つです。
第2章に向けた膨大なネーム構成
本作は、後から読み返すと「あ、ここが繋がっていたのか!」と驚く伏線の宝庫です。こうした緻密なストーリーを構築するためには、行き当たりばったりではなく、先の先まで物語を設計する「ネーム(下書きの前段階)」の作業が欠かせません。
第2章は物語の核心、つまり「世界の謎」や「異剣の真実」に深く切り込むフェーズです。ここで整合性が崩れないよう、じっくりと時間をかけて構想を練っていたことが、長期休載のポジティブな理由と言えるでしょう。
適切なリフレッシュ期間
漫画家という職業は非常に過酷です。七尾先生も人間ですから、最高のパフォーマンスを発揮し続けるためには休息が必要です。公式からも「体調管理」を含めた調整期間であることが示唆されていました。無理をして連載を強行し、クオリティが下がったり長期病欠になったりするよりも、万全の状態で新章に臨むという選択は、ファンにとっても一番嬉しい判断だったはずです。
ついに再開!第2章の開始日と現在の連載状況
お待たせしました。ここからは「今、どうなっているのか」という最新情報です。
2024年末に待望の復活
『異剣戦記ヴェルンディオ』は、2024年12月23日から正式に第2章の連載がスタートしました!マンガワンおよび裏サンデーにて、再びクレビオやコハクたちの冒険を楽しむことができます。
再開時には、これまでの物語をおさらいできるよう、第1章の全話無料公開などの太っ腹なキャンペーンも実施されました。これにより、休止期間中に離れていた読者もスムーズに戻ることができ、新規ファンも一気に増えた印象です。
現在の更新ペース
再開後は、以前と同様に「マンガワン」にて隔週月曜日の更新をベースに連載が続いています。もちろん、単行本作業や構成の見直しで短期的な休止が入ることはありますが、それは「打ち切り」ではなく、あくまで「最高の原稿を届けるための調整」です。
どこで読める?
現在、最新話を最も早く追いかけられるのは小学館のアプリ「マンガワン」です。単行本派の方は、続刊が発売されるのを待つのも楽しみの一つですね。スマホで手軽に読みたいなら、Fireタブレットなどのデバイスを使ってKindle版で揃えるのも、美麗なグラフィックを大画面で楽しめるのでおすすめです。
異剣戦記ヴェルンディオの評価:なぜ休載してもファンが待つのか
これほど長い休載があっても、なぜ読者は離れずについていくのでしょうか。それは、この作品にしかない「中毒性」と「信頼感」があるからです。
4巻あたりから加速する「神展開」
本作を語る上で欠かせないのが、序盤の「日常系ファンタジー」のような空気感から、徐々に「本格戦記」へと変貌していくゾクゾク感です。最初は、傭兵のクレビオが商売のために「異剣」を扱うという、どこか呑気な旅のように見えます。
しかし、物語が進むにつれてコハクの正体や、異剣がもたらす世界の歪みが明らかになり、読者は「これ、とんでもない物語を読まされているのでは?」と気づかされるのです。多くのファンが「3〜4巻まで読んでみてほしい、そこからが本番だから」と口を揃えるのはそのためです。
嫌いになれない魅力的なキャラクター
主人公のクレビオは、一見すると不遜で金にがめつい男に見えますが、その実、非常に理性的で仲間思いな一面を持っています。彼を取り巻く仲間たちも、一癖も二癖もある連中ばかり。
キャラクター同士の何気ない会話が楽しく、シリアスな展開の合間に挟まれるシュールなギャグが、物語に絶妙な緩急をつけています。このバランス感覚こそが七尾ナナキ節の真骨頂と言えるでしょう。
圧倒的な伏線回収の快感
前作『Helck』を読んだ人なら知っているはずです。七尾先生は、何一つ無駄な描写をしません。第1話に隠されていた小さな違和感が、100話あとに巨大な爆弾となって爆発する。そんな体験をさせてくれる稀有な作家さんです。
『異剣戦記ヴェルンディオ』でも、すでに第1章の中に数多くの「種」がまかれています。第2章でそれらがどう芽吹き、どのような景色を見せてくれるのか。その期待感があるからこそ、ファンはどれだけ待たされても「打ち切りだけはあり得ない」と信じて待つことができたのです。
まとめ:異剣戦記ヴェルンディオは打ち切り?連載終了の噂と休載の真相、第2章の再開日を徹底調査!
改めて結論をまとめます。
- 打ち切りの噂はデマ: 第1章完結に伴う長期準備期間が原因で流れた誤解です。
- 第2章は絶賛連載中: 2024年12月より再開しており、現在はマンガワン等で読むことができます。
- 休載はクオリティのため: 単行本の加筆修正や、新章の緻密な構成作りのための必要な時間でした。
本作は、読み進めるほどに深みが増す、現代ファンタジー漫画の傑作候補です。もし「最近読んでいなかったな」という方がいれば、ぜひこの機会に第2章の波に乗ってみてください。第1章の伏線が、今まさに恐ろしいスピードで回収され始めています。
物語はこれから、さらに熱く、さらに切なく、そして最高に面白くなっていきます。クレビオとコハクの旅の終着点を見届けるまで、私たちはこの「異剣戦記」を応援し続けましょう!
もし、まだ手元に単行本がない方は、ぜひ異剣戦記ヴェルンディオ 1巻から手に取ってみてください。一度読み始めたら、きっと最後まで止まらなくなるはずですよ。

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