「自分の描いた漫画キャラクターをスタンプにしてみたい」「副業としてスタンプ販売に挑戦したい」と考えたことはありませんか?
今はスマホ1台あれば、誰でもクリエイターとして世界中に自分の作品を届けられる時代です。でも、いざ始めようと思うと「サイズは?」「審査で落とされない?」「どうやって売るの?」と不安が尽きないものですよね。
この記事では、初心者の方でも迷わずスタンプ作家としてデビューできるよう、制作のコツから販売戦略までを徹底的に解説します。あなたのキャラクターを、みんなのトーク画面で活躍させてみましょう!
漫画スタンプ制作の第一歩!まずは全体像を把握しよう
スタンプ制作と聞くと「絵を何枚も描かなきゃいけない」と身構えてしまうかもしれません。でも、実はもっとシンプルに考えて大丈夫です。
基本の流れは、**「企画・制作」→「申請・審査」→「販売」**の3ステップだけ。まずはこの流れを頭に入れておきましょう。
特に漫画をベースにする場合、読者に愛されている「あの表情」や「あの名セリフ」を切り出すだけで、立派なスタンプになります。ゼロから新しいものを作るよりも、既存のキャラクターの個性をどう活かすかが重要なんです。
失敗しないためのスタンプ画像サイズと基本ルール
LINEスタンプには、絶対に守らなければならない「型」があります。これを確認せずに描き始めると、後で全て修正する羽目になりかねません。
必要な画像は3種類
1つのスタンプセットを販売するために、以下の3種類の画像を用意します。
- メイン画像(1枚): ショップの顔になる画像です。
- スタンプ画像(8〜40枚): 実際のトークで使う画像。8枚単位で選べますが、満足度を高めるなら24枚か40枚がおすすめです。
- トークルームタブ画像(1枚): キーボードの選択画面に出る小さなアイコンです。
絶対に忘れてはいけない「余白」と「透過」
画像サイズ(最大 横370px × 縦320px)ギリギリまで描くのはNGです。上下左右に10px程度の余白を空けましょう。これがないと、LINEの画面で端が切れて表示されてしまいます。
また、背景は必ず「透過(透明)」にする必要があります。背景が真っ白なままだと、トーク画面の背景デザイン(壁紙)を隠してしまい、非常に使い勝手の悪いスタンプになってしまいます。
漫画家・絵描きにおすすめの制作ツールはこれ!
今の時代、高価な機材がなくてもクオリティの高いスタンプは作れます。自分のスタイルに合ったツールを選びましょう。
PC派なら定番のソフト
漫画を描いている人なら、CLIP STUDIO PAINTが最強の味方です。スタンプ専用のテンプレートがあり、一括で書き出しができるので作業時間が大幅に短縮できます。また、Adobe Photoshopも透過処理や色補正において非常に優秀です。
スマホ・タブレット派なら
iPadとApple Pencilの組み合わせは、もはやプロの現場でも当たり前になっています。アプリは「アイビスペイントX」がおすすめ。指一本でも描けますし、スタンプに必要な透過PNG保存もスムーズです。
手軽さを優先するなら、公式アプリの「LINEスタンプメーカー」もあります。ただし、このアプリ経由で申請すると売上金が分配されない設定(無料配布に近い形)になるプランもあるため、収益化を目指すなら通常の「LINE Creators Market」から申請しましょう。
審査リジェクトを避ける!漫画スタンプ特有の注意点
LINEの審査は昔に比べて早く、優しくなりましたが、それでも「リジェクト(不合格)」はあります。特に漫画系でやりがちなミスをまとめました。
著作権と権利の問題
当然ですが、他人の漫画のパロディやファンアートは厳禁です。また、背景に実在する商品のロゴや、有名ブランドのデザインが写り込んでいるだけでもアウトになることがあります。自分のオリジナルであることを証明するため、SNSのプロフィール欄に制作過程を載せておくと安心です。
表現のボーダーライン
漫画ではよく使う表現でも、スタンプではNGなものがあります。
- 「死ね」「殺す」などの過激な暴力表現
- 過度な出血やグロテスクな描写
- 飲酒や喫煙を強く推奨するような内容これらは「全年齢対象」のプラットフォームであるLINEでは厳しくチェックされます。
視認性のチェック
スマホの小さな画面で見たときに、セリフが読めるかどうかが重要です。漫画のコマをそのまま持ってくる場合、線が細すぎたり文字が小さすぎたりしないか、iPhoneなどの実機サイズで必ず確認しましょう。
収益はどうなる?分配金と振込の仕組み
「スタンプって儲かるの?」という疑問への回答ですが、結論から言うと「爆発的に稼ぐのは難しいが、継続的なお小遣いにはなる」という世界です。
分配率のリアル
スタンプが1セット売れると、販売価格(120円の場合)からAppleやGoogleの手数料(30%)が引かれ、その残りの半分(約31円〜42円)がクリエイターの収益になります。
振込までの道のり
売上の合計が1,000円を超えると、銀行口座やLINE Payへの振込申請が可能になります。最初は数百円しか売れなくても、スタンプは「一度出せばずっと店に並び続ける資産」になります。シリーズ化して数を増やすことで、合計金額を底上げしていくのが定石です。
売れるスタンプにするための「使いやすさ」の極意
絵が上手いからといって売れるとは限らないのがスタンプの面白いところです。大切なのは「使いたい場面があるかどうか」です。
- 「はい」「いいえ」「お疲れ様」を必ず入れる: 日常で一番使う言葉です。これを自分のキャラでどう表現するかが腕の見せ所。
- 表情を大きく描く: スマホ画面は意外と小さいです。キャラの全身よりも、顔のアップの方が感情が伝わりやすく、選ばれやすくなります。
- 返信に困ったときに使えるもの: 「了解です」や「既読です」といった、会話を終わらせる・繋げるためのスタンプは重宝されます。
漫画スタンプなら、そのキャラ特有の「決め台詞」を1つか2つ混ぜると、ファンの方に喜んでもらえます。
SNSをフル活用!新人作家が認知を広げる方法
スタンプを作ってリリースしただけでは、海に小石を投げるようなものです。誰にも気づかれずに埋もれてしまいます。
制作過程をチラ見せする
描き始める前から、Twitter(X)やInstagramで「スタンプ作ってます!」と発信しましょう。キャラの下書きや、セリフのアンケートを取るのも良い方法です。ファンと一緒に作っている感覚を共有することで、発売日の初速が変わります。
リリース直後の「爆発」を狙う
LINEのランキングは、短期間にどれだけ売れたかが重要です。発売日を決めたら、iPhoneのメモ帳やカレンダーを駆使してカウントダウン告知を行いましょう。また、家族や友人に協力してもらって、リリース直後に買ってもらうのも立派な戦略です。
継続こそ力なり!シリーズ化でファンを離さない
1作目が完成したら、すぐに2作目の構想を練りましょう。
「敬語編」「敬語なし編」「冬の挨拶編」など、同じキャラクターでバリエーションを増やすのが成功への近道です。
ユーザーは一度気に入った絵柄を見つけると、同じ作家の他のスタンプもチェックしてくれる傾向があります。セット数が増えるほど、ストア内でのあなたの露出度(検索に引っかかる確率)も上がっていきます。
まとめ:漫画スタンプの作り方から販売まで!LINEスタンプ作家デビュー完全ガイド
いかがでしたか?「意外と自分にもできそう!」と思えてきたのではないでしょうか。
かつては漫画家になるには出版社への持ち込みが必須でしたが、今はLINEスタンプを通じて、自分のキャラクターを数千人、数万人に届けることができます。絵が完璧である必要はありません。あなたのキャラが持つ「味」や「使いやすさ」があれば、必ず手に取ってくれる人がいます。
まずは8枚のスタンプからで構いません。まずは一歩、踏み出してみることが大切です。
今回の「漫画スタンプの作り方から販売まで!LINEスタンプ作家デビュー完全ガイド」を参考に、ぜひあなたもスタンプ作家としての第一歩を踏み出してください。あなたの作品が、誰かのトークを彩る日を楽しみにしています!

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